
オンラインゲームを楽しむためにもっとも重要なポイントは、安定した回線です。
どんなにゲームが上手くても、回線の影響でラグ(遅延)やトラブルが起きてしまうと、スムーズにプレイすることができなくなってしまいます。
ストレスなく自由にオンラインゲームを楽しむために、
■安定したネット回線を構築する重要なポイント
■おすすめネット回線
をご紹介します。
【この記事のポイント】
オンラインゲームは、インターネットの用途の中でも通信量の大きいものが多い傾向にあります。
快適な環境でゲームをプレイするためには、安定した 質の高いネット回線を選んで契約する必要があります。
ネット回線選びの中で、特に着目すべきポイントを三つ紹介します。
通信速度とは、パソコンやスマホの操作において、通信にかかる速度を数値として表したもので、単位はbpsを使用します。
通信速度を表現する際によく目にする「上り」「下り」という言葉があります。
を指し、数値が大きければ大きいほど、通信速度が速いということになります。
LINEやメールなど基本的な操作の場合は、下り100kbps~1Mbps程度で十分です。
しかしYouTubeなどの動画視聴を行う場合は、下り3Mbps~10Mbpsが必要と言われています。
オンラインゲームは、これらの作業よりも速い通信が必要になり、最低でも10Mbps以上が必要になります。
アップロードやダウンロードにかかる通信速度の他にも、「Ping値」という速度を表す値があります。
「Ping値」は、インターネットの「応答速度」です。
パソコンなどを通じてネット上の画像などのデータを表示するための操作を行った際に、実際に表示されるまでの対応時間を指します。
Ping値は、低ければ低いほど表示までにかかる時間が短いことになります。
オンラインゲーム中になぜか攻撃を受けていたり、相手が違う場所に急に移動していたりなどの違和感がある場合は、Ping値が高いことが原因かもしれません。
オンラインゲームをプレイする上では、Ping値は一般的に30ms以下が理想的です。
41~50ms程度が標準的な速度で、100msを超えるとラグ(遅延)を感じるようになると言われています。
住んでいる地域によっても差が生まれ、都内などの都心部では15ms以下、地方部では20~30ms程度になることもあります。
Ping値と関連した数値でJitter値というものがあります。
これも通信速度を表す数字の1つで、単位はPing値と同様にmsを使用します。
Jitter値は、Ping がどのくらい安定しているかを示している数値で、小さければ小さいほどブレ幅がないという指標です。
Jitter値が5ms以下の場合、通信がかなり良い状態で、10msを超えるとラグ(遅延)が発生する可能性が高まります。
しかし、通信回線に大きな問題がない限り、この数値が10msを超えることはないので、10ms以上になる人はJitter値の改善を目指す必要があります。
オンラインゲームは、一瞬の判断が勝敗を分けるポイントにもなります。
快適な環境でオンラインゲームをプレイするために、回線の影響でラグ(遅延)やトラブルが起こる原因とその対策をご説明します。
すぐに対策できるものもありますので、参考にしてみてください。
ルーターは、常に電源が入っている状態が多いです。
熱を持ち続けている状態が続くと、本来の機能を果たせなくなります。
使用していないときは、定期的に電源を落とすことで熱がこもりにくくなります。
オンラインゲームのサーバーにアクセスが集中しすぎると、ラグ(遅延)やトラブルが頻発します。
最悪の場合には、サーバーがダウンしてしまい、数時間接続できないこともあります。
オンラインゲームを利用する人ができる対策は、ありません。
サーバーの復旧を待つのみになります。
ネット回線を無線で接続するWi-Fiは、とても便利です。
しかし、Wi-FiはPing値が高くなる傾向があります。
有線で接続することにより、ネット回線がより安定します。
通信の安定性が求められるオンラインゲームは、有線(LANケーブル)での接続がおすすめです。
契約している回線の接続環境が悪い場合も、ラグ(遅延)やトラブルが頻発します。
回線の接続方法には、
があります。
従来のPPPoE方式は、回線が混みやすい傾向があります。
契約している回線が、従来のPPPoE方式にて接続している場合は、IPoE方式へ更新しましょう。
オンラインゲームを快適にプレイするには、IPoE方式での接続をおすすめします。
オンラインゲームには通信の安定性が大切であるため、基本的には光回線で接続するのがおすすめです。
通信の方法としてポケットWi-Fiなどの選択肢もありますが、通信速度の速さやPing値・Jitter値などの回線の安定性を考慮すると、不十分 と言えるでしょう。
ポケットWi-Fiやホームルーターの場合、基本的にスマホなどに利用されるモバイル回線を使用して回線を接続します。
この回線は、通信量の少ないものであれば問題なく作動しますが、オンラインゲームなどにおいては、通信速度や回線の安定性を表すPing値・Jitter値が足りないこともあります。
ルーターが問題なく作動している状態でも、環境によってはラグ(遅延)などが発生することもあるかもしれません。
一方、光回線は最も速い光ファイバーケーブルを通じて通信を行うため、回線の安定性が高く、ストレスなくオンラインゲームを楽しむことができます。
オンラインゲームをするためには、「通信速度上り・下り」「Ping 値」「Jitter値」を確認し、理想値をクリアしていることが大切です。
安定性の高い光回線の中でも、オンラインゲームをストレスなく楽しむためにおすすめなのが、「OCN 光」です。
「OCN 光」がおすすめの理由は、回線の質の高さです。
通信の速い光回線を通じてインターネットに接続するため、ラグ(遅延)が発生しづらく、オンラインゲームをスムーズにプレイすることができます。
通信速度「下り」の平均速度も300Mbps前後(※参照:みんなのネット回線速度)で、オンラインゲームに必要と言われている最低値10Mbpsと比較しても、かなり余裕のある数値となっています。
多くのポケットWi-Fiやホームルーターには月ごとの通信制限がありますが、「OCN 光」の場合は制限がないので、リミットを意識する必要がありません。
通常の通信回線でも安定性は十分高い「OCN 光」ですが、さらに遅延のない快適な通信ができるサービスとして、「IPoEアドバンス」があります。
「IPoE」について、以下「OCN 光」の公式サイトからの引用です。
IP over Ethernetの略。Ethernetを使ってIPパケットを伝送する方式のこと。この方式を採用したことで、混雑しがちだったPPPoE方式を経由せずOCNバックボーンへ直結、スループット(トラフィック流量)が向上します。
専用のネットワークを使って広帯域のネットワークを利用しているので、混雑が少なく通信速度が遅くなることがありません。
オンラインゲームやeスポーツにおける使用を想定した「OCN 光」の「IPoEアドバンス」を利用することで、安心してプレイに集中することができます。
「OCN 光」には、キャンペーンが充実しているため、条件に合えばお得に契約を結ぶことができます。
また、インターネット接続設定などをしてくれる無料の訪問設定サポートもあります(初回のみ)。
手続きも簡単に進めることができるので、光回線の導入が初めての人でも安心です。
キャンペーンには、他の光回線からの乗り換えキャンペーンなども含まれるので、現在の自分の契約状況に応じて割引を見つけられるかもしれません。
ここからは、オンラインゲームにぴったりなネット回線を選ぶときに、よくある質問をご紹介します。
A:マンションで無料にて提供されるネット回線は、オンラインゲームには向いていません。
マンションに住んでいる人で共有している回線なので、通信速度や、安定性も最低限の品質です。
通信量が大きいオンラインゲームでは、ラグ(遅延)やトラブルが発生する可能性があります。
A:回線の通信速度や安定性は、料金に比例することが多いです。
単純に料金が安いという基準で、回線を選ぶことはおすすめしません。
オンラインゲームで利用する回線は、通信速度や安定性などの品質を基準に選びましょう。
光回線によっては、
・初期の工事費用が割引
・契約事務手数料が無料
などのキャンペーンが開催されることがあります。
割引キャンペーンの適用をうけるには、契約のタイミングが重要です。
ぜひ、チェックしてみてください。
オンラインゲームでは、一瞬の差で決着がついてしまうこともあります。
ゲームをプレイする技術が高くても、通信のラグ(遅延)に妨害されてしまう可能性もあると思うと、回線選びは重要なポイントですよね。
安定した回線をゲットして、思いっきりゲームを楽しみましょう。