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ダウンロード速度が遅い理由は?平均速度の目安や、速度を上げる方法も紹介!

ダウンロード速度が遅い理由は?平均速度の目安や、速度を上げる方法も紹介!

ダウンロード速度が遅い理由は?平均速度の目安や、速度を上げる方法も紹介!

ダウンロードの速度が遅くてイライラしていませんか?

この記事では、インターネットの利用用途別の必要な目安速度や、ダウンロード速度を上げる方法を紹介します。まずは自宅のインターネット環境を確認し、できることを試してみましょう。

 

ダウンロードが遅いときは「下り」速度をチェック!

インターネット回線には、上り(アップロード)と下り(ダウンロード)があります。一般的には回線は上りより、下りの速度の方が重要です。

 

下りが遅いと動画が固まる

YouTubeやVOD(動画配信サービス)を見る際には、動画を再生しながら同時にダウンロードしています。もし下り速度が遅すぎると、途中で動画が固まって止まってしまうでしょう。

 

オンラインゲームも下りが重要

データのダウンロードに時間がかかってしまうと、プレイ中に遅延が生じたり、途中で切断されたりすることがあります。ジャンルによっては大人数の情報を一気にダウンロードするため、下りの方がデータ量は大きくなります。

 

上り速度はそこまで重要ではない

インターネットでは、下りに比べて上りは使用頻度が少ないと言えます。メールやLINEでメッセージを送信するだけなら、3Mbpsも出ていれば十分です。オンラインゲームであっても、多くのゲームでは上り速度は30Mbpsあれば十分でしょう。ちなみに、動画を見るのには、上りは関係ありません。

次項でもう少し詳しく解説します。

 

関連記事:インターネット回線速度の速い光回線!目安はどのくらい? 

 

インターネットの快適なスピードは?

インターネットが快適になる回線速度の目安を紹介しましょう。

 

快適な下り(ダウンロード)の目安

メールやSNSを使用するときには、3Mbps程度の速度で十分です。動画を視聴する場合は画質によって異なり、4K画質で視聴する場合は25Mbps程度が望ましいですが、画質が低くても構わなければ、5Mbpsも出ていれば十分快適に視聴可能です。

オンラインゲームでは最低でも30Mbps、FPSゲームなら100Mbpsあれば快適にプレイ可能です。

快適な上り(アップロード)の目安

メールやSNSは1Mbps、オンラインゲームならは30Mbpsあれば十分です。ただしYouTubeなどでゲームのライブ配信を行う場合には、高い上り速度が必要になります。低すぎると動画の配信だけではなく、ご自身のプレイにも悪影響が出てしまいます。

快適なPing値(レスポンス速度)の目安

プレイヤー同士で対戦するゲームなら、Ping値は最低でも30ms以下、理想は15ms以下です。ジャンルによっては50ms程度でも問題ない場合もあります。オンラインゲーム以外ではほとんど関係ありません。

回線速度を測ってみよう

回線速度はGoogleのツール「インターネット速度テスト」で、回線速度とPing値を簡単に計測可能です。ブラウザで「インターネット速度テスト」と検索すれば計測ボタンが表示されるので、計測してみましょう。ゲーム機なら本体で計測でき、Ping値はゲーム内で調べられます。

 

関連記事:インターネットの回線速度は何を見ればいい?見方や速い回線を紹介!

ダウンロードが遅い原因と対策

以下、よくあるダウンロードが遅い原因と対策をまとめました。心当たりがあるものから、解決策を試してみてください。

原因1:サーバー側に負荷がかかっている

サーバーにアクセスしている人が多すぎると、サーバーに高負荷がかかりアクセスしにくくなってしまいます。アクセス時に、HTTPステータスのエラーコードが「503 Service Unavailable」と画面上に表示された場合は、ウェブサーバー側に過負荷がかかっていることを意味します。

解決策1:アクセスする時間帯を変えてみる

混雑時はどれだけ試してもつながりません。どうすることもできないので、時間をずらして混雑が解消されたタイミングで、もう一度試してみましょう。とくに、19時から23時の夜間帯はインターネット利用者の多い時間帯になりますので、留意しておきましょう。

原因2:ダウンロードするデータが大きい

ダウンロードするデータが大きすぎると、ダウンロードに時間がかかってしまいます。

解決策2-1:ファイルを圧縮してもらう

データを圧縮すると、内容を変えずにデータを小さくできます。圧縮しておけばデータが小さくなるので、ダウンロードにかかる時間が短くなります。相手から送られてきたファイル容量が大きくダウンロードできない場合は、相手方にファイルを「圧縮(zip形式)」してから再送してもらうようお願いしてみるのも手です。ファイルを変換して送信するだけなので、相手の方に試してもらいましょう。

解決策2-2:クラウドストレージを利用する

メールなどで直接データをやり取りするよりも、Google Driveなどのクラウドストレージを経由した方が、軽くダウンロード可能です。

まず送信側にクラウドストレージへデータをアップロードしてもらい、ファイルを保管したURLを送ってもらいます。送られてきたURLでクラウドストレージにアクセスして、ファイルをダウンロードすれば完了です。

原因3:パソコンのスペック不足

パソコンやスマホが古くスペック不足だと、データやファイルを処理しきれず表示に時間がかかってしまいます。

解決策3-1:ダウンロード以外の負荷を減らす

ダウンロード以外、たとえば「視覚効果」の設定を変更してパソコンにかかる負荷を減らしましょう。視覚効果を設定すると見やすくなる反面、デバイスの動作が重くなってしまいます。アイコンの名前や、ウィンドウの影を表示しない設定に変更してみましょう。

解決策3-2:容量や不要なアプリを削除する

データが多すぎると、動作が遅くなってしまいます。データは削除で消えますが、アプリはアンインストールしないと残り続けるので注意しましょう。

またデバイスにとって重要なアプリを消去してしまうと、動作がおかしくなる、あるいはセキュリティが脆弱になる可能性があります。アンインストールするアプリは、慎重に選びましょう。

外付けHDDを追加して、そこにデータを保存すると動作が軽くなることもあります。外付けHDなら取り付けるだけなので、簡単に増設可能です。

解決策3-3:パソコンやスマホを買い替える

パソコンなどの端末も使い続けると、ハードディスクが劣化してしまいます。劣化したハードディスクは処理が遅く、解決法は本体の買い替えしかありません。デバイスの寿命は3~5年なので、5年以上使っているなら買い替え時でしょう。

原因4:ルーターやLANが古い

ルーターやケーブル類も長年使っていると規格が最新のものに合わなくなったり、また経年劣化を起こしたりして、回線速度が低下してしまいます。

解決策4-1:最新のルーターやLANケーブルに買い替える

ルーターの寿命は3~5年と言われています。経年劣化の意味でも、規格の面でも、5年以上使っているルーターは、買い替え時です。ルーターが古すぎると、セキュリティ面でも脆弱になってしまいます。

また、古いLANケーブルも同様です。規格はもちろんのこと、長く使用していると、なかで断線するのも心配です。LANケーブルも古い場合は買い替えてください。

解決策4-2:有線接続にする

無線より有線の方が、回線は安定します。ルーターまでの距離は関係なく、回線速度が大幅に改善されることもあります。LANケーブルを通して有線接続できないか、検討してみてください。

解決策4-3:同時接続台数を減らす

ルーターは、同時に接続できる台数が決まっています。同時接続可能な台数を超えると、インターネットに接続できません。なお、最大接続台数に達しなくても、接続しているデバイスは少ないほど回線は安定するので、使っていないデバイスがインターネット回線に接続しているなら切っておきましょう。

解決策4-4:Wi-Fiの周波数を変更する

Wi-Fiには、「2.4GHz」と「5GHz」と2種類の周波数があり、それぞれ以下の特徴を持っています。

・2.4GHz:電波の範囲は広い。周囲環境から干渉されて弱くなりやすい。

・5GHz:干渉を受けず強い。届く範囲が狭い。

Wi-Fiの周波数も変更してみて、うまく接続できない場合は、ルーターの位置を移動させるのも有効です。

 

関連記事:Wi-Fiが遅い時の効果的な対処法!快適にWi-Fiを使うためにおすすめの回線とは

まとめ

基本的には下り速度が100Mbpsも出ていれば、快適にインターネットを利用できます。オンラインゲームをプレイしないなら、20Mbpsも出ればほぼ困ることはないでしょう。

 

ダウンロードが遅くなってしまう原因は「サーバー側の負荷が大きい」「デバイスの不調」「インターネット環境が弱い」などさまざまです。遅いと感じる場合、デバイスのパフォーマンスを向上させて、インターネットへの接続機器を新しいものに買い替えましょう。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線の情報を中心に、お得な情報から光回線の基礎知識まで、幅広く情報をお届けいたします。