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自分に合ったUPSを選ぶ5つのポイント|停電などから貴重なデータやPCを守るには

リモートワークやオンラインゲームで活躍する

  • PCやデータ
  • インターネット環境の要であるルーター
  • HDDレコーダ―

などは、毎日の生活に欠かせない機器です。しかし突然の停電や落雷が起こったとき、最悪の場合、壊れたりデータが飛んでしまうリスクがあります。

 

そんなリスクから大事な電子機器やデータを守ってくれるのが、UPS(無停電電源装置)です。UPSとは、簡単にいうと記憶媒体装置のことです。そして、UPSと一言にいっても種類や価格はさまざまで、選び方にはちょっとした知識とコツが必要です。

 

そこで、

  • UPSを選ぶ5つのポイント
  • 【シーン別】おすすめUPS

をご紹介します。

 

自分に合ったUPSを選んで、大事な電子機器やデータなどを、万が一のリスクから賢く守りましょう。

 

自分に合ったUPSを選ぶ5つのポイント

UPS(無停電電源装置)

UPSは、守りたい電子機器にあったものを選ぶことが大切です。たとえば、オフィスと家庭ではもちろん、一般的なPCとゲーミングPCでも適切なUPSの種類は違います。

 

自分に合ったUPSを選ぶためには、以下5つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 出力容量
  2. バックアップ時間
  3. 運転方式
  4. 出力波形
  5. コンセント数

 

では、これから5つのポイントについて詳しくご紹介します。

 

1.出力容量

出力容量イメージ図

出力容量とは、UPSが供給できる電力量のことです。カタログなどには、「最大出力容量250W/400VA」のように記載されています。

 

UPSは、自分が守りたい電子機器の最大消費電力の合計より、少し余裕をもった出力容量を選ぶことが大切です。たとえばルーターやPCなど、電子機器の一般的な最大消費電力の目安は以下のとおりです。

電子機器 最大消費電力の目安
ルーター 10W
インクジェットプリンター 30W
ノートPC 100W
デスクトップPC 200W
ゲーム機(PS3) 250W
ゲーミングPC 300W
※上記の最大消費電力はおおまかな目安で、製品によって異なります。

たとえば上記のうち、「ルーター」と「デスクトップPC」を守りたい場合は、合計210W以上の出力容量をもつUPSが必要です。実際には少し余裕をもって、250W程度の出力容量があるUPSを選びましょう。

 

2.バックアップ時間

バックアップ時間とは、停電などが起こってから、UPSが電力を供給できる時間のことです。製品によって、3~10分などバックアップ時間は異なります。

 

一般的に、停電から3~5分ほどあればPCやゲームなどを安全にシャットダウンし、中のデータを守れるでしょう。

 

非常用電源などを接続して、停電後も電子機器に電力供給を続けたい場合は、準備のためにUPSのバックアップ時間が10分ほどあると安心です。

 

3.運転方式

UPSには、電力を供給する仕組みによって種類があります。

      メリット デメリット
1 常時商用給電方式 家庭向き 安価・小型・省エネ やや電圧などが乱れやすい
2 ラインインタラクティブ方式 オフィスや家庭向き バッテリーが劣化しにくい 電圧などがやや安定している
3 常時インバータ方式 工場やオフィス向き 高価・消費電力が大きい 電圧などが安定している

家庭用であれば、

  1. 常時商用給電方式
  2. ラインインタラクティブ方式

のUPSが、価格・機能面のバランスがよくおすすめです。

 

4.出力波形

出力波形イメージ図

UPSの出力波形には、以下2種類があります。

  メリット デメリット
正弦波(せいげんは) すべての電子機器に適合する 高価
矩形波(くけいは) 安価 電子機器によっては、正常に動作しない場合がある

PCやサーバー、PFC(力率改善回路)電源機器や医療機器などには、基本的には正弦波のUPSがおすすめです。一方、家庭用ルータやTV/HDDレコーダ―は、矩形波でも問題なく使える場合も多くなっています。

 

UPSを接続したい機器が、どちらの出力波形に適合しているか確認しましょう。

 

5.コンセント数

電源コンセント

UPSは、製品によってコンセント数が決まっています。守りたい電子機器の数に応じたコンセント数があるUPSを選びましょう。

 

【シーン別】おすすめUPS

ここからは、

  • 大容量サーバーやゲーミングPC向き
  • 家庭用ルータ―、HDDレコーダ―向き

など、シーン別におすすめのUPSをご紹介します。

 

【大容量サーバーやゲーミングPC向き】のUPS

APC Smart-UPSは、UPS製品の有名シリーズ。仕事のデータや高性能なゲーミングPCにおすすめです。

  • ニーズに合った出力容量/コンセント数
  • 安定のラインインタラクティブ給電

 

また、見やすいディスプレイ表示も魅力です。

シュナイダーエレクトリック APC Smart-UPS 500

シュナイダーエレクトリック APC Smart-UPS 750

参照:OCN オンラインショップ

 

【家庭用ルーターやHDDレコーダー向き】のUPS

家庭で使う、ルーターやHDDレコーダなどの機器を落雷などから守りたいなら、

  • 雷サージ保護機能を搭載
  • 常時商用給電
  • 省スペース

 

のコスパに優れた商品がおすすめです。

シュナイダーエレクトリック APC ES 425 無停電電源装置 UPS

シュナイダーエレクトリック APC ES 550 無停電電源装置 UPS

参照:OCN オンラインショップ

 

まとめ

UPSは、以下5つを見ながら、自分が守りたい電子機器にあったものを選ぶことがポイントです。

  チェックポイント
出力容量 守りたい電子機器の最大消費電力の合計を上回っているか
バックアップ時間 ・PCやゲーム機を安全にシャットダウンしたいなら、約3~5分・非常用電源などを接続したいなら、約10分
運転方式 ・常時商用給電方式…家庭向き・ラインインタラクティブ方式…オフィスや家庭向き・常時インバータ方式…工場やオフィス向き
出力波形 ・正弦波(せいげんは)…すべての電子機器に適合。PCやサーバー、PFC(力率改善回路)電源機器や医療機器などにおすすめ・矩形波(くけいは)…安価。家庭用ルータやTV/HDDレコーダ―に適合する場合が多い
コンセント数 守りたい電子機器の数に合っているか

UPSで落雷などによる停電リスクに備えて、電子機器もデータもインターネット環境も、安心して使える環境を整えましょう。

 

UPSが気になる方は、大容量のデータを扱うインターネット環境で利用されているかもしれません。そんな方におすすめなのが、光回線サービスの「ドコモ光」です。

 

ドコモ光は1ギガ・10ギガのプランから選択することが可能です。もし、1ギガを利用中であれば、理論上、通信速度が10倍の10ギガプランを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

そして、光回線を利用するにはプロバイダとの契約も必要になりますが、ドコモ光は光コラボレーション事業者なので、プロバイダと一体型のサービスを利用できます。そこで、複数社から選べるプロバイダでおすすめなのが、同じドコモが運営する「OCN インターネット」です。

 

OCN インターネットには、

 

関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリットをご紹介いたします!

 

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編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。