
「種類がたくさんあるけど、結局どれがおすすめなの?」
「光回線は何を基準に選べば良いの?」
など、光回線の選び方について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
正直、たくさんある光回線の中から、自分で調べて最適な光回線を探し出すのは至難の業と言えます。
そこで、この記事では、失敗しない光回線の選び方について、詳しく解説していきます。
状況別でのおすすめも紹介しているので、光回線選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
たくさんある光回線の中から、光回線に詳しくない人が自分に合ったものを選ぶのはとても難しいことです。
そのため、ここでは選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つお伝えしてきます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
光回線を選ぶ際のポイントは「利用者が多く、値段が安い回線」です。
利用者が多いということは、それだけ信頼されている証拠。
しかし、利用者が多いだけではなく、なおかつ月額料金の安い回線を選ぶのがポイントとなります。
有名な光回線だから選ぶのではなく、失敗しないためには月額料金とのバランスを見て選ぶようにしましょう。
光回線を選ぶポイントとして通信速度はもちろんですが、回線の安定性は欠かせません。
今ではほとんどの光回線が最大通信速度1Gbpsとなっています。
そのため、最大通信速度ではなく平均通信速度で判断するのがよいでしょう。
「みんなのネット回線速度」というサイトで確認することができるので、自分の検討している光回線の速度をチェックしてみてください。
また、通信方式が
なのかで、回線の安定性や通信の快適さが変わってくるので、そちらもチェックしましょう。
光回線の中には提供エリアが限られている回線もあります。
有名なところでは、「NURO 光」や「auひかり」などが該当します。
提供エリアは「エリア検索」をすれば分かるのですが、提供エリアに心配がある方は光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)の回線がおすすめです。
光コラボとは、NTT東日本・西日本が提供する回線を使用した光回線のことで、
などが光コラボに該当します。
光コラボの回線であれば全国どこでも使用できるので、おすすめです。
スマホキャリアが提供している光回線は、基本的にスマホとのセット割があります。
例えば、
を適用することで、お得にインターネットを利用することが可能です。
セット割は、基本的に月額料金が1,100円(税込)割引になるので、家族5人で全員が対象であれば合計5,500円(税込)も割引になります。
スマホとのセット割は必ず確認するようにしましょう。
光回線では、サービス提供会社が、期間限定のキャンペーンを実施していることが多いです。
キャンペーンではたとえば、初期費用である光回線の工事費や、月額料金がお得になることがあります。
光回線を選ぶ際には、申込期間にお得なキャンペーンを実施しているかどうかも確認するようにしましょう。
光回線はたくさんの種類がありますが、回線によってそれぞれ特徴が異なります。
そこで、戸建てや賃貸マンションに住んでいる方におすすめの光回線を3社紹介していきます。
今では700万回線を突破する人気回線。
ドコモとのセット割を使えば、かなりお得に利用することができます。
※700万回線突破=公式ページ記載事項
項目 | 詳細 |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新) |
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
開通工事費 | 無料キャンペーン |
事務手数料 | 3,300円 |
スマホセット割 | 550円~1,100円/台 |
平均速度 | 下り(ダウンロード):321.74Mbps 上り(アップロード):223.91Mbps |
※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値
※キャンペーンにより金額変動あり
【ドコモ光のメリット】
【こんな人におすすめ!】
・ドコモユーザー
ソフトバンクユーザーなら「Softbank 光」または「NURO 光」を検討すると思いますが、「NURO 光」は提供エリアが限られています。
そのため、お住まいの地域によっては全国どこでも利用できる「Softbank 光」がおすすめです。
「Softbank 光」はスマホとのセット割(※ラインモは対象外となります。)だけでなく、Wi-Fi無線ルーターの貸し出しや通信速度の速さなど、何かとメリットの多い光回線と言えます。
項目 | 詳細 |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新) |
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,180円 |
開通工事費 | 戸建て・マンション共通:26,400円 ※実質無料キャンペーン |
事務手数料 | 3,300円 |
スマホセット割 | ソフトバンク:最大1,100円/台 ワイモバイル:最大1,188円/台 |
平均速度 | 下り(ダウンロード):323.89Mbps 上り(アップロード):214.74Mbps |
※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値
※キャンペーンにより金額変動あり
【Softbank光のメリット】
【こんな人におすすめ!】
・ワイモバイルユーザー
格安SIM「OCN モバイル ONE」を利用するなら「OCN 光」がおすすめです。
「OCN 光」は、安定した回線や、マンションタイプ(集合住宅)の月額料金の安さなどが魅力の光回線になります。
項目 | 詳細 |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新) |
月額料金 | 戸建て:5,610円 マンション:3,960円 |
スマホセット割 | OCN モバイル ONE |
平均速度 | 下り(ダウンロード):336.7Mbps 上り(アップロード):212.96Mbps |
※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(2022年2月より直近3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値
【OCN 光のメリット】
【こんな方におすすめ!】
・OCN モバイル ONE ユーザー
・安定した回線品質(※)を安く使いたい
※OCNは世界有数の「Tier1」のIPバックボーン(大規模バックボーン)で提供
光回線を選ぶ際には、プロバイダも重要視する必要があります。
プロバイダは、接続事業者と呼ばれることもあります。
光回線を利用するには、通常、
・光回線業者
・プロバイダ
の両社と契約する必要があります。
光回線業者は、インターネットに接続するための回線を提供します。
その回線を使用してインターネットに接続するのが、プロバイダの役割です。
光回線を利用するのに、2つも契約が必要なんて面倒…
と思いますよね。
光回線の中には、回線業者とプロバイダがセットになっているサービスがあります。
は、プロバイダ一体型の光回線です。
契約や諸変更の手続きなども一括ですむので、便利で安心です。
ここでは、状況別におすすめの光回線やプランをご紹介します。
オンラインゲームに使用する回線は、ホームルーターやポケットWi-fiではなく「光回線」が断然おすすめです。
光回線はインターネット回線に比べて速度が速く、通信が安定しているという特長があります。
オンラインゲームのプレイを目的に光回線を選ぶなら、回線の平均速度と合わせてPing値を参考にすると良いです。
Ping値は低いほどラグが起こりにくく、反応(レスポンス)が速いとされています。
反対にPing値が高いと、ボタンを押してからラグが生じてしまうため対戦ゲームのプレイはストレスを感じる要因になってしまいます。
光回線 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) | Ping値 |
OCN 光 | 277.87Mbps | 209.47Mbps | 19.1ms |
ドコモ光 | 270.33Mbps | 228.13Mbps | 19.43ms |
ビッグローブ光 | 261.78Mbps | 226.99Mbps | 19.24ms |
楽天ひかり | 247.75Mbps | 210.58Mbps | 21.91ms |
※参照:みんなのネット回線速度
※2022年11月現在、直近3カ月のデータ
格闘系、バトル、対戦ゲームなど反応の速さが求められるゲームでは、Ping値を考慮して光回線を選ぶようにすると快適にプレイできます。
「 IPoEアドバンス」とは、ラグが少なく遅延に強い「OCN 光」の有料オプションサービスです。
OCN 光の利用者限定にはなってしまいますが、オンラインゲームを頻繁に行う、テレワークで速度が気になっている方には非常におすすめです。
日本最大級のOCNバックボーン(Tier1ネットワーク)に加え、IPoE(IPv4 over IPv6)方式によるインターネットを標準で提供している「OCN 光」と「IPoEアドバンス」の組み合わせで、さらにインターネットを快適に利用できるようになります。
光回線やインターネット回線はよく「道路」に例えられますが、IPoEアドバンスを利用すると、従来の方式に比べて「車線が増え混雑を回避できる」イメージです。
つまり、通信容量の大きなオンラインゲームやライブ配信でも、回線の混雑を回避し快適にリアルタイムで楽しめます。
おすすめの光回線3社の見出しでご紹介した3社の価格を比較してみましょう。
【戸建て・賃貸マンション】
月額料金(戸建て) | スマホ割セット | 平均回線速度 | |
ドコモ光 | 5,720円 | 550円~1,100円/台 (最大20回線まで) |
下り(ダウンロード) 321.74Mbps上り(アップロード) 223.91Mbps |
softbank 光 | 5,720円 | ソフトバンク:最大1,100円/台 (最大10回線まで)ワイモバイル:最大1,188円/台 (最大9回線まで) |
下り(ダウンロード) 323.89Mbps上り(アップロード) 214.74Mbps |
OCN 光 | 5,610円 | OCN モバイル ONE220円/台 (最大5台まで) |
下り(ダウンロード) 336.7Mbps上り(アップロード) 212.96Mbps |
※税込価格
※新2年自動更新型割引など、2年契約を前提
一人暮らしでインターネット回線を導入する場合は、「速度」はもちろんですが「価格」も気になるところですよね。
「ドコモ光」「softbank 光」「OCN 光」3社の料金と速度を比較してみましょう。
月額料金(マンションタイプ) | スマホ割セット | 平均回線速度 | |
ドコモ光 | 4,400円 | 550円~1,100円/台 | 下り(ダウンロード) 321.74Mbps上り(アップロード) 223.91Mbps |
softbank 光 | 4,180円 | ソフトバンク:最大1,100円/台
ワイモバイル:最大1,188円/台
|
下り(ダウンロード) 323.89Mbps上り(アップロード) 214.74Mbps |
OCN 光 | 3,960円 | OCN モバイル ONE220円/台 | 下り(ダウンロード) 336.7Mbps上り(アップロード) 212.96Mbps |
※税込価格
※新2年自動更新型割引など、2年契約を前提
今回ご紹介した上記3社の中で、マンションタイプが最も安いのはOCN 光でした。
またOCN 光はIPoE(IPv4 over IPv6)接続を標準提供しているため、従来のPPPoE接続よりも回線の混雑を避け、インターネットを快適に利用できます。
YouTube動画の視聴は10Mbpsほどの回線速度で視聴できるため、日常的な利用で「速度が遅い」と感じることは少ないと言えるでしょう。
光回線の選び方でよくある質問をご紹介します。
結論からお伝えするとセキュリティに差はありません。
しかし、インターネット完備のマンションやアパートでは、全員で同じ回線を使用するためセキュリティ面でのリスクは高まります。
おすすめのセキュリティ対策は、インターネットに接続するパソコンのOSは、常に最新の状態を保つことです。
パソコンのOSアップデートが溜まっているとセキュリティや処理速度にも影響があるので注意しましょう。
光回線の開通工事が不要なホームルーターですが、あまりおすすめできません。
理由は、使用する場所や時間帯によっては、回線が不安定な状態が多いからです。
月額料金も光回線とあまり変わりません。
オンラインゲームや大容量データのダウンロードなどをする場合は、LANケーブルでの接続をおすすめします。
無線LANでの接続は便利ですが、建物内の壁などの影響を受ける場合があります。
大きなデータ通信が必要な場合は、LANケーブルで接続することで、光回線がより安定します。
またOCN 光の「IPoEアドバンス」など、速く安定した光回線を選ぶのもおすすめです。
光回線はたくさんありますが、正直おすすめできる回線は数えるほどしかありません。
人それぞれこだわりはあると思いますが、光回線を選ぶときは
の5つをポイントに選んでみてください。
インターネットは、光回線によって特徴が異なるので、自分に合った回線を見つけることが重要になります。