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Wi-Fiの通信速度を上げるための最適な方法とは?遅いと感じたら確認しよう

Wi-Fiの通信速度を上げるための最適な方法とは?遅いと感じたら確認しよう

Wi-Fiはさまざまな原因で通信速度が遅くなってしまうことがあります。通信速度が遅くなると、動画視聴やリモートワークなどの際に、不便でストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。そこで、この記事ではWi-Fiの通信速度を上げる方法について詳しく解説していきたいと思います。使っているWi-Fiの通信速度が遅くて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

【この記事のポイント】

  • Wi-Fiの通信速度を上げる方法
  • IPv4・IPv6とは
  • おすすめの光回線

Wi-Fiの通信速度を上げる方法とは

Wi-Fiの通信速度はちょっとした方法で改善されることもあります。ここでは、Wi-Fiの通信速度を上げるための方法をいくつか紹介していきます。できることから実践してみてください。

  • Wi-Fiルーターの位置を変える
  • 2.4GHz帯から5GHz帯に切り替える
  • IPv4からIPv6接続に切り替える
  • 有線LANケーブルを使用する
  • Wi-Fiルーターを新しいものにする

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

Wi-Fiルーターの位置を変える

1つ目は、Wi-Fiルーターの位置を変えることです。Wi-Fiの電波には伝送距離があり、壁や天井、ドアなどの障害物を挟むと電波が弱まってしまうことがあります。間取りがワンルームなどの一人暮らし向けなら問題ないのですが、3階建て戸建て住宅などの際はWi-Fiルーターの位置を工夫してみてください。どうしてもWi-Fiルーターの位置を変更できない場合は、Wi-Fi中継機を設置してみるのも速度改善には効果的です。また、Wi-Fiルーターを床に置いている場合は、少し高い位置にするのも良いでしょう。

2.4GHz帯から5GHz帯に切り替える

2つ目は、2.4GHz帯から5GHz帯に切り替えることです。Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の周波数帯があり、一般的に家庭で使用している電子レンジやBluetoothスピーカーなどは2.4GHz帯の電波を発する家電製品になります。そのため、Wi-Fiを2.4GHz帯で接続すると電波干渉を起こしやすくなります。また、2.4GHz帯のほうが伝送距離も長く回折しやすいのですが、データ伝送量は少なくなります。Wi-Fiの通信速度を上げたいなら、障害物などがない状態で5GHz帯での接続をおすすめします。

IPv4接続からIPv6接続に切り替える

3つ目は、IPv4接続からIPv6接続に切り替えることです。以前まではIPv4によるインターネット接続が主流でしたが、近年ではIPv6による接続が普及してきています。IPv6接続にすることによって、従来のPPPoEだけでなくIPoEでの接続も可能になります。IPv4をIPoE接続するには、IPoE(IPv4 over IPv6)という接続方式が必要になります。IPoEでの接続では、回線の混雑を避けてくれるため、回線の混み合う時間帯でも快適にインターネットを利用することができるでしょう。ただし、IPv6接続に対応したルーターが必要になるので、事前にルーターのスペックは確認しておきましょう。

有線LANケーブルを使用する

4つ目は、有線LANケーブルを使用することです。基本的にWi-Fiは無線で使用することが多いですが、パソコンなどの場合は有線LANケーブルを繋げることで通信速度が上がることがあります。ただし、使用する有線LANケーブルの規格によっては力を発揮できないこともあるので、回線・端末に合った有線LANケーブルを選ぶようにしましょう。

Wi-Fiルーターを新しいものにする

5つ目は、Wi-Fiルーターを新しいものにすることです。Wi-Fiには規格があり、最新のWi-fi規格は「11ax(IEEE802.11ax)」、通称「Wi-Fi 6」になります。Wi-Fiの規格と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、「Wi-Fi 6」対応のルーターにすることで通信速度が上がる可能性があります。「Wi-Fi 6」は最大通信速度約9.6Gbpsで、「Wi-Fi 5」よりも約1.4倍速いとされています。(※参照:BUFFALO)そのため、最新の「Wi-Fi 6」対応のルーターに買い替えることで通信速度の改善が期待できます。

Wi-Fiの通信速度に影響する「IPv4」「IPv6」とは?

Wi-Fiの通信速度に影響する「IPv4」「IPv6」とは?

先ほどもお伝えしましたが、インターネットにはIPv4とIPv6というプロトコルがあります。IPとは、インターネットを通信する際のルールのことで、IPアドレスという言葉は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。IPアドレスは分かりやすく言うと、通信を行うために必要な「住所」になります。これまで主流だったIPv4のIPアドレスは32ビットで表されており、2の32乗で約43億個のアドレス数になります。しかし、世界的なインターネット普及により、IPv4ではアドレス数が足りなくなりました。そこで、誕生したのがIPv4の4倍となる128ビットの長さを持つIPv6です。(参照:IPv6 対応ガイドライン

回線の混雑を避けてくれるIPv6

間違ってはいけないのは、IPv6にするだけで通信速度が上がるわけではありません。IPv6はあくまでプロトコルの種類になります。NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光や光コラボレーションモデルのインターネット接続方式は、主に「PPPoE」と「IPoE」の大きく2つがあります。IPv4ではPPPoEでの接続になりますが、IPv6ではPPPoEに加えIPoEでの接続が可能です。IPoE接続では、帯域も広がったため回線の混雑を避け、スムーズで速い通信ができるようになりました。

IPoE接続を標準提供している「OCN 光」

「Wi-Fiの通信速度を安定させたい」「Wi-Fiの通信速度を上げたい」そんな方におすすめの光回線サービスが「OCN 光」です。OCNが提供するOCN 光では、IPoE(IPv4 over IPv6)接続が標準提供されており、安定した高品質な回線でインターネットを利用することができます。さらに、IPoE(IPv4 ovre IPv6)接続をパワーアップさせた有料オプションIPoEアドバンスは、リモートワークや動画視聴をメインで利用する方におすすめとなっています。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

Wi-Fiはさまざまな理由で通信速度が遅くなったり回線が不安定になったりします。通信速度が遅いとストレスを感じてしまう方も多いでしょう。ストレスなく快適にインターネットを利用したいなら回線の質が高い光回線を利用するのが一番です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線の情報を中心に、お得な情報から光回線の基礎知識まで、幅広く情報をお届けいたします。