1. TOP
  2. 光回線の利用には回線工事が必要!工事費用や確認するべきこととは?

光回線の利用には回線工事が必要!工事費用や確認するべきこととは?

光回線の利用には工事が必要!かかる費用や確認するべきこととは

過去に光回線を利用したことがなく、完全新規で光回線を引いてインターネットを利用するには、回線工事が必要になります。しかし、「回線工事とはどんなことをするのか分からない」「どれくらいの費用がかかるのか分からない」という方も多いでしょう。

 

そこで、この記事では光回線の工事について詳しく解説していきたいと思います。これから光回線を導入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【この記事のポイント】

  • 光回線工事、戸建とマンションの違い
  • 光回線契約の前に確認すべきこと
  • 光回線工事に必要な費用や時間

 

光回線の工事は戸建とマンションで違う?

光回線の工事は、戸建とマンションで工事内容が少し異なります。戸建の場合、基本的には光ファイバーケーブルを近くの電柱から宅内に引き込む工事になります。対して、マンションの場合は、建物の共有部分から各部屋まで光ファイバーケーブルを引き込む工事になります。

 

しかし、古い建物の場合、共通部分に光ファイバーケーブルが通っていなかったり、設置している設備が不足していることもあります。マンションによっては、すでに光回線が開通済みのこともあるので、事前に確認しておきましょう。

 

集合住宅の建物状況によっては工事ができない場合もある

建物の状況によっては光回線の工事ができない場合があります。主に、工事ができない理由としてはこちらになります。

  • 共有スペースに回線設備機器を置く場所がない
  • 配管できず、光ケーブルを引き込むことができない

 

光回線のマンションプランが開通済みでない場合は、管理会社やオーナーに一度確認を取るようにしましょう。

 

光回線の工事は立ち合いが必要!立ち合い不要の場合とは


基本的に、光回線の回線工事には立ち合いが必要となります。しかし、例外として、すでに光回線工事が完了している住宅では、工事の立ち合いが不要になることもあります。工事の立ち合いが必要になるケースはこちらです。

  • 住宅に光ファイバーケーブルが引き込まれていない場合
  • 室内に光コンセントが設置されていない場合

 

※ 光コンセントとは、光回線とONU(光回線終端装置)の接続箇所となる差込口のことです。

 

光回線工事に立ち合いが不要な場合

先ほどお伝えしたように、例外として工事の立ち合いが不要になることがあり、無派遣工事と呼ばれます。無派遣工事になるケースはこちらです。

  • すでに住宅に光ファイバーケーブルが引き込まれており、室内に光コンセントが設置済みの場合
  • 転用などで光回線を乗り換える場合

 

光回線契約の前に確認するべき2つのこと

光回線を契約する前に確認しておくべきことが2つあります。それがこちらです。

  • 光回線の提供エリア
  • 過去に光回線の工事が行われていないか

 

それでは、1つずつみていきましょう。

 

光回線の提供エリア

光回線を契約する前に、利用したい光回線の提供エリアを確認しておきましょう。NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」や、NTT東日本・西日本が提供する回線を利用した「光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)」なら日本全国で利用可能です。

 

しかし、「auひかり」や「NURO光」などのNTT東日本・西日本以外のいわゆる独自回線とよばれる光回線は提供エリアが限られているので、契約前に確認するようにしましょう。

 

関連記事:光回線の渋滞を回避?ダークファイバーの特徴と利用時の注意点

 

過去に光回線の工事が行われていないか

過去に光回線の工事が行われていないかの確認も取りましょう。

 

戸建の場合は不動産会社、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、管理会社やオーナーに確認するのがよいでしょう。

 

もしくは、光コンセントが設置されているか確認してみてください。光コンセントが設置されていれば、過去に光回線の工事が行われている可能性が高く、無派遣工事で光回線の開通ができる場合があります。

 

参考:派遣工事・派遣工事なしについて

 

光回線工事にかかる時間や費用はどのくらい?

回線工事自体は1~2時間程度の作業で完了しますが、申込みから工事開始までに1週間から1か月前後、長いときでは3か月以上かかるケースもあります。

 

とくに、光回線の申込みが多くなる3~6月頃は時間がかかる可能性があるので注意が必要です。

 

そして、光回線の工事費用ですが、「ドコモ光」を例にすると、戸建・マンション共通で22,000円(税込)です。ただ、光回線の工事にも新規で開通する場合や、フレッツ光から他の光コラボ事業者に乗り換える事業者変更など、工事の状況によって金額は異なります。そのため、詳細は各社の公式サイトでご確認いただき、あくまで目安として参考にしてみてください。

 

ちなみに、「ドコモ光」では新規お申込みで、工事費用22,000円(税込)がdポイント(期間・用途限定)で還元され、実質無料となるおトクな特典があります。気になる方は、こちらの公式サイトで確認してみてください。

 

光回線再利用スキームの活用

光回線再利用スキームとは、シェアドアクセス事業者(auひかり、NURO光など)の光回線をご利用中の方が、新規に光コラボ事業者(「ドコモ光」など)と契約する際に、既存の引込線の設備を再利用する手続きのことです。

 

この光回線再利用スキームを活用することで、引込線の新設工事・撤去工事が不要で光コラボ事業者の光回線を使うことができます。つまり、光回線を利用するまでの時間を短縮することが可能になりました。

 

公式サイトでは、他社サービスから「ドコモ光」へきりかえる場合の手続きの流れがわかりやすく掲載されていますので、気になる方は確認してみてください。

 

まとめ

過去に光回線の利用がなく、完全新規で光回線を利用するには回線工事が必要になります。

 

戸建住宅とマンションやアパートなどの集合住宅では、工事内容が少し異なりますが、どちらも立ち合いは必要になると考えておきましょう。

 

すでに光ファイバーケーブルが引き込まれている場合や転用などの場合は、例外として立ち合い不要の無派遣工事で済むケースもあります。

 

光回線の利用を考える場合には、状況に応じて対応が異なるということを覚えておきましょう。

 

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。