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光コラボとは?光回線の選びかたとおすすめポイントを解説!

光コラボとは?光回線の選びかたとおすすめポイントを解説!

光コラボとは?光回線の選び方とおすすめポイントを解説!

 

光回線について調べていると、光コラボレーション(以下、光コラボ)という言葉を目にすることがあるでしょう。初めて聞く方も多いかもしれませんが、この光コラボについて知っておかないと、料金やサービスで損してしまうかもしれません。そこで、この記事では光コラボについて解説していきます。

 

光コラボレーションとは?

 

光コラボは、プロバイダなどの事業者が、NTT東日本・NTT西日本(以下、NTT東西)から借用した光回線と、独自のサービスを組み合わせて提供する、光回線サービスです。光コラボレーションの略称として、光コラボと呼ばれることも多いです。

 

2015年2月にNTT東西がコラボレーションモデルを提供開始し、現在多くの事業者が参入しています。おもな光コラボレーション回線は、ドコモ光やソフトバンク光などです。

 

NTT東西が提供するフレッツ光では、光回線事業者であるNTT東西と、光回線をインターネットに接続するためのプロバイダ業者を別々に契約する必要がありました。一方、光コラボレーションの場合、光回線とプロバイダを1本化できるため、契約や支払いを1社にまとめることができるのが特徴です。

もちろん、事務手続き以外にも料金やサービス体系でのメリットもあります。これについては、以下で詳しく解説していきます。

 

関連記事:光回線のプロバイダって何?プロバイダ込みのサービスとは

 

光コラボ 5つのメリット

ここからは、光コラボのメリットを5つ紹介します。

 

メリット1:料金がお得

光コラボではフレッツ光よりも、月額料金を低額に抑えられます。OCNを例に見てみましょう。2023年7月現在、戸建てで比較した場合、フレッツ光ネクスト+OCN(プロバイダ)の料金が7,480円(税込)なのに対して、「ドコモ光 × OCN インターネット」なら5,720円(税込)と約1,800円安くなります。(2年定期契約ありの場合)

 

マンションタイプなら、フレッツ光ネクスト+OCNが4,675円(税込)、「ドコモ光 × OCN インターネット」 は4,400円(税込)と、約300円お得です。このように光コラボ回線の月額料金は、フレッツ光とプロバイダ別々に利用するより安くなっています。(2年定期契約ありの場合)

 

また、光回線導入済みの集合住宅では、さらに料金プランがお得な「マンションタイプ」が適用されます。

 

メリット2:光コラボ事業者の特典がある

光コラボでは、コラボ事業者ごとに独自の特典が準備されていることが多いです。たとえばドコモ光では、ドコモのスマホ料金が割引きされ、dポイントが貯まります。OCNも、同じくdポイントが貯まり、全国約86,000の加盟店で利用可能です。

 

参照:ドコモ光セット割

 

他にも、電気やガスの事業を展開している事業者(ソフトバンクや楽天など)であれば、セットで利用することで光熱費が割引されるサービスがあります。契約時にも特典がある場合が多いので、利用したい事業者のホームページをチェックしてみてください。

 

メリット3:契約手続きが簡単

光コラボは、光回線とプロバイダのサービスが一元化されているため、契約手続きが簡単です。フレッツ光の場合は、光回線とプロバイダの両方で手続きをする必要がありましたが、光コラボではこれらが1度で済みます。また、引越しなどの際にも手続きがシンプルです。

 

メリット4:窓口と請求元が統一される

光コラボでは、窓口や料金の請求元も統一されています。月額料金などの請求や支払いもシンプルですし、問い合わせが必要な場合も、光コラボなら窓口が1つなので、迷うことがありません。

 

メリット5:通信速度が安定することがある

通信速度にも利点があります。IPoE(IPv4 over IPv6)という接続方式に対応した光コラボ事業者なら、通信の安定性が期待できます。IPoEで通信すれば、「網終端装置」という回線が混雑しやすいポイントを避けて通信できるからです。

IPoE通信は網終端装置を通らないので、夜間など、インターネット利用者が増える時間帯でも通信速度を担保できます。高い通信速度が必要な、対戦型のオンラインゲームには非常におすすめのサービスです。

たとえば、ドコモが提供する「ドコモ光」対応の公式プロバイダ「OCNインターネット」では、先述のIPoE通信を標準提供していますし、サービスプランも1ギガ・10ギガから選べるので1ギガの10倍速である10ギガプランとあわせて利用すると、快適な高速通信の環境でインターネットを利用することができます。

 

関連記事:【徹底解説】光回線の選び方!初めてでも失敗しないお得な選び方とは

 

フレッツ光から乗り換える(転用する)方法

 

ここからは、フレッツ光から光コラボに乗りかえる手順を紹介します。乗り換えは、以下の2ステップです。

 

  1. フレッツ光から「転用承諾番号」を取得する
  2. 光コラボへの転用を申し込む

 

STEP1. フレッツ光から「転用承認番号」を発行してもらう

まずはフレッツ光に問い合わせて、転用承諾番号を発行してもらいます。転用承諾番号とは、フレッツ光から光コラボレーション事業者に転用する手続きに必要となる番号で、発行されてから15日間の有効期限があります。そのため、乗り換え先を決めてから転用承諾番号を取得しましょう。

 

乗り換え先によって、転用承諾番号に対するルールが異なります。事前に確認しておきましょう

 

NTT東日本 FLET’S光 転用:https://flets.com/app4/input/index/

NTT西日本 フレッツ光 転用:https://flets-w.com/collabo/tenyou/entry/

 

STEP2. 「光コラボへの転用」を申し込む

フレッツ光から転用承諾番号を発行してもらったら、契約したい光コラボ事業者の公式サイトで転用を申し込みましょう。サイト内にある転用の項目を選んでください。必要な情報を記載して、申し込みを完了させましょう。

 

転用手続き完了後に利用開始

転用手続きが完了すれば、2営業日(土・日・祝日を除いた2日)以降から、インターネットを利用できます。すぐには使えない点には注意しておきましょう。正確な転用完了日は、転用した光コラボ事業者に確認してください。なお転用の場合は、引き続きフレッツ光の設備を使うので、工事は必要ありません。

 

関連記事:光回線の乗り換えは工事不要?工事が不要になるケースを徹底解説

 

光コラボ 4つの注意点

光コラボ回線に乗りかえる場合は、以下の4つに注意してください。

 

注意点1:各社サービスの見極めが重要

転用する前に、各社のサービスを比較しておきましょう。事業者によって月額料金や、インターネット回線以外のオプションも異なります。インターネットの利用目的や使用頻度を考えて、ご自身に合った事業者を選びましょう。また、回線速度などに関しては、口コミの評判もチェックするのがおすすめです。

 

注意点2:特典が利用できるかをチェック

申し込む予定の事業者で、どんな特典を利用できるか、チェックしておきましょう。例えば、一部の光コラボには、対応したスマホの割引きサービスがあります。一例として、以下の組み合わせです。

  • ドコモ光→docomo
  • SoftBank光→SoftBank・ワイモバイル

 

利用しているスマホが、割引の対象か確認しておきましょう。また契約した時の特典も、申し込み方法(新規・転用・事業者変更)などで内容が変わる場合もあります。

 

また、前述のとおり、光コラボ回線の中には、ガスや電気をセットで契約することで光熱費が安くなるサービスもあります。一例は以下のとおり。

  • SoftBank→ソフトバンクでんき・ソフトバンクガス
  • au→auでんき・auガス
  • docomo→ドコモでんき
  • 楽天→楽天でんき・楽天ガス

 

注意点3:ポイント失効やメアド変更

光コラボの転用先事業者が、フレッツ光で契約していたプロバイダと異なる場合は、注意が必要です。今まで使っていたプロバイダの、サービスを受けられなくなるからです。例えば、プロバイダのポイントが解約時に失効したり、プロバイダ提供のメールアドレスも、利用できなくなったりするかもしれません。転用前に、現在のプロバイダ、失って困るサービスがないか確認しておきましょう。

 

 

注意点4:悪質な電話勧誘などに注意

悪質な勧誘には注意してください。強引に乗り換えをすすめられたり、余計なオプションを追加させられたりする場合があります。中にはサイトに誘導して、転用承諾番号を聞き出そうとしてくる場合もあるので注意してください。お得さをアピールしてオプションを複数つけられた結果、最終的に月額料金がかなり高くなった事例もありました。一見お得でも、実際は割高の可能性があるので、勧誘には乗らずじっくり比較、検討してください。

 

まとめ

光コラボとは、フレッツ光とプロバイダが一体化した光回線のサービスです。フレッツ光と比べて、光回線とプロバイダのサービスが一体化しているため、契約・請求処理が一元化され事務手続きがかんたんになるのと、光コラボレーション事業者独自のサービスを受けられるので、スマホや電気料金とのセット割でお得になるというメリットがあります。

 

そして、光コラボレーション事業者もさまざまにありますが、おすすめはNTTドコモが運営する「ドコモ光」になります。なぜなら、契約者数は700万回線を突破(2021年2月 ドコモ調べ)しており、利用者が多いことは信頼と実績があるといえるからです。
また、インターネット接続にはプロバイダとの契約も必要ですが「ドコモ光」であれば、プロバイダも同じドコモが提供する「OCNインターネット」をおすすめします。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。