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光回線をマンションなどの集合住宅で利用するには?確認するポイントをご紹介します!

光回線をマンションなどの集合住宅で利用するには?導入手順とおすすめの光回線

マンション(集合住宅)で光回線の導入を考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、光回線は種類も多く、何から検討すればよいのか分からない人もいるかと思います。

 

そこで、この記事では光回線をマンション(集合住宅)に導入するときの手順や確認するポイントについて解説していきたいと思います。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

【この記事のポイント】

  • 光回線をマンション(集合住宅)で利用する場合に確認すること
  • マンション(集合住宅)タイプの月額料金、工事費用、通信速度の目安
  • IPoE(IPv4 over IPv6)通信で回線の混雑を緩和する

 

光回線をマンション(集合住宅)で利用する場合に確認すること

光回線をマンションなどの集合住宅で利用するなら、まずは、集合住宅に光回線設備が導入されているかどうかを確認してみましょう。

 

光回線がすでに導入されている場合と導入されていない場合で、その後の手順が異なります。それでは、それぞれのケースを解説していきます。

 

光回線設備が導入されている場合

光回線設備の導入は、共有部分まで光回線設備が導入されている場合と各部屋まで光回線設備が導入されている場合の2パターンがあります。

 

共有部分まで導入されている場合は、自分の部屋まで光回線設備を引き込む工事が必要になります。すでに各部屋まで導入されている場合は、光回線の契約をするだけで利用できるようになります。

 

光回線設備が導入されていない場合

光回線設備が導入されていない場合は、管理会社やオーナーに光回線を導入してもよいか確認する必要があります。

 

回線工事は建物に穴を空けることがあるため、事前の相談なしに導入すると後々トラブルになることもあるので注意が必要です。

 

管理会社、もしくはオーナーに確認ができたら、光回線の契約をして、回線工事へと進んでいきましょう。

 

月額料金、工事費用はどのくらいなの?

NTTドコモの光回線サービス「ドコモ光」を例に、マンション(集合住宅)タイプの月額料金をご紹介します。

 

「ドコモ光」は、1ギガと10ギガのプランから選択することができ、それぞれのプランによって、月額料金が異なります。

 

まず、1ギガプランの場合は、月額4,400円(税込)で、10ギガプランの場合は6,380円(税込)になります。※ 2年定期契約

 

10ギガは、1ギガの10倍速(理論値)のため、月額料金も高くなりますが、ご家族でパソコンやスマホなど、複数の端末を利用される場合や、オンラインゲームなど、通信速度が要求される場合におすすめです。

 

次に、工事費用ですが、光回線を申込みする際の契約状態によって変わります。

 

具体的には、新規・事業者変更・転用の3パターンがあります。

 

  1.  「新規」は、新たに光回線を利用される方
  2.  「事業者変更」は、他社の光コラボレーション事業者の光回線を事業者変更手続きにより「ドコモ光」へ変更される方
  3.  「転用」は、NTT東西のフレッツ光を転用手続きにより「ドコモ光」へ変更される方

 

このうち、工事費用が発生するのは、1.「 新規」の場合で22,000円(税込)になります。ただし、工事費用以外に発生する契約事務手数料3,300円(税込)は1~3のすべてに発生するので留意しておきましょう。

 

ただ、1.「 新規」の場合でも、新規お申込み特典で工事費用相当額をdポイント(期間・用途限定)で還元してくれるので実質無料になります。

 

詳しくは公式サイトにてご確認ください。

 

マンション(集合住宅)タイプの通信速度は?

光回線をマンション(集合住宅)で利用するなら、通信速度も重要なポイントとなります。

 

光回線の通信速度は「下り」と「上り」で表示され、数字が大きくなるほど通信速度は速くなります。

 

「下り」はダウンロード時の速度で、Webサイトの閲覧や動画視聴などに影響する数値です。「上り」はアップロード時の速度で、メール送信やSNS発信などに影響する数値です。

 

「ドコモ光」を例にすると、下りは459.45Mbps、上りは412.62Mbpsの結果となりました。

 

マンションなどの集合住宅では、入居者全員が一斉にインターネットを利用すると回線の混雑が予想されます。

 

とくに、19~23時の間はインターネットを利用する人が多い時間帯なので、速度低下する可能性もあります。

 

そのため、通信速度だけでなく、通信の安定性も重要なポイントとなります。

 

「ドコモ光」のプロバイダ「OCN インターネット」では、次世代方式IPoE(IPv4 over IPv6 )通信を標準提供していますので、旧方式のPPPoEと比べれば快適なネット環境を実現しているといえます。

 

関連記事:IPv4 over IPv6とは?仕組みやメリット、注意点も解説!

 

※ 参照:みんなのネット回線速度

※ 2025年5月時点の計測

※ IPoE接続での数値

 

まとめ

マンション(集合住宅)に光回線を導入する場合、まずはじめに、すでに光回線の設備が導入されているかどうかを確認するようにしましょう。

 

導入済みの場合は、特段問題になるこはありませんが、まだ導入していない場合は、マンションの管理会社、もしくはオーナーに導入の相談をしてみましょう。許可なく、光回線を通すために壁に穴を空けるなどの行為を行った場合、後々トラブルになる可能性があります。

 

そして、光回線をマンションで利用する場合は、居住者間の利用で回線が混雑することもありますので、「ドコモ光」のプロバイダ「OCN インターネット」のように、IPoE(IPv4 over IPv6)通信を標準提供しているプロバイダを選択するのも重要です。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。