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光回線は何が良いの?他のインターネット回線との違いを解説

光回線は何が良いの?他のインターネット回線との違いを解説

新生活を始めて、インターネット回線の契約を検討している人の中には、種類が多すぎて何を選んだらいいかわからないという人もいるかもしれません。

 

モバイルWi-Fiルーター、ホームルーター、光回線など、よく耳にする言葉でも実際に違いを明確に説明するのは簡単ではありません。光回線は、これらのインターネット回線の種類の中でも最も通信速度の速く安定性の高い通信回線です。

 

この記事では、光回線と他の通信回線との違いを解説します。

 

光回線ってどんな回線?

光回線とは、光ファイバーケーブルを通じて通信を行う回線を指します。光ファイバーケーブルとは、ガラスやプラスチックなどでできた光を通すための繊維を指し、この線を通してデータの送受信を行います。

 

光ファイバーケーブルは、自宅の電気回線に直接回線を敷くことで通信できる仕組みです。現在ある通信方法の中で最も速度が速く、ビデオ通話やオンラインゲームなどの通信量の大きいものにもスムーズに対応できるという特徴があります。

 

光回線以外のインターネット回線とは?

光回線以外にも、インターネットに接続するための回線はいくつかあります。回線の安定性に焦点を当てた場合、光回線が最も速度が速いというメリットがありますが、ニーズに合った通信回線を選ぶことが大切です。

 

ADSL

ADSL通信とは、Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)の頭文字をとった通信回線です。一般家庭にある固定電話に利用される回線を通じてインターネット接続を行うもので、2000年代には多くの家庭で普及しました。定額料金で通信することができ、さらに自宅の既存の電話回線を活用するために新しく工事などを行う必要がないというメリットがありました。

 

しかし、通信速度は上り~5Mbps、下り~50Mbpsと、光ファイバー(上り~1Gbps、下り~2Gbps)と比較すると遅い通信回線です。アナログで通信が不安定という問題もあり、2022年現在ではすでに新規導入の受付を停止しています。全体のサービス自体は、2023年にかけて終了を予定している通信回線です。(※参照:フレッツ・ADSL(DSLアクセスサービス)

 

関連記事:ADSLはサービス終了!他回線のメリットと乗り換え先の選び方

 

CATV

CATVとは、ケーブルテレビを指します。ケーブルテレビへの通信を利用してインターネットに接続する方法で、「光ハイブリット形式」、つまり光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせた通信回線です。光回線で必要になるプロバイダが必要ありません。純粋に光ファイバーケーブルのみを使用するわけではないため、通信の精度は光回線に比べると劣ります。

CATVは、テレビを視聴することが多くインターネットをあまり使わない人におすすめの通信回線です。とはいえ、動画アップロードや多くの画像や動画のやり取りをするわけでなければ、不自由なく利用をすることができます。

 

モバイル回線

モバイル回線とは、スマホなどの通信回線を通じてパソコンを接続する方法です。モバイルWi-Fiルーターやホームルーターなどがこのモバイル回線に当たります。光回線に比べると通信速度はやや劣りますが、ある程度快適にインターネットを利用できる回線です。オンラインゲームなど通信量の大きい用途の場合はモバイル回線では通信の遅延などが発生してしまう 可能性があります。

 

光回線のように回線工事が必要ないため、契約を結んだらルーターを設置してすぐに接続を開始することができます。賃貸マンションなどで工事ができない場合や、そこまで大きな通信量が必要ない場合にはおすすめです。

 

ただし、家族利用などで複数のデバイスを同時に接続すると通信速度が遅くなってしまう点や、月間通信量に制限が設けられているというデメリットもあります。

 

光回線と他のインターネット回線の違いとは

ここまで紹介してきた回線と光回線には、いくつかの違いがあります。それぞれの回線に良い点と悪い点がありますが、ここでは光回線を利用することのメリットについて紹介します。

 

通信速度が速い

光回線を利用することの圧倒的なメリットは通信速度が速いという点です。光ファイバーケーブルに直接つないでインターネットを利用するため、安定性が高く通信量が大きくてもラグがなくスムーズに作業を進められます。

 

特に、オンラインゲームやビデオ通話など、通信速度が重要な用途を目的としている人には光回線がおすすめです。通信量のキャパシティが大きいため、家族利用などで複数台を同時に接続していても通信が不安定になることがほとんどありません。

 

無制限に使える

光回線を利用するもう一つのメリットは、通信量に制限がないという点です。モバイル回線などの場合、全体的な通信量にリミットがあるため、ルーターごとの通信量に制限を設け、回線の混雑を防いでいるサービスがほとんどです。

 

仕事でビデオ通話がたくさん必要な人や、オンラインゲームを思いっきり楽しみたい人にとっては、モバイル通信はあまり向きません。通信量を超過してしまうと、追加料金を払うか低速モードでの利用をすることになります。これらの心配をせずにインターネットを使いたい人には、光回線がおすすめです。

 

おすすめの光回線はサポート充実のドコモ光の「OCN インターネット」

光回線の選び方が分かっても、種類が多くて迷ってしまう方も多いでしょう。そんな方におすすめなのがドコモ光の「OCN インターネット」です。OCNが提供する「OCN インターネット」では従来のPPPoE方式ではなく、新方式のIPoE(IPv4 over IPv6)方式を標準提供しているため、回線の混雑を避けたスムーズな通信が可能になっています。初回無料の訪問サポートもあるので、光回線の導入が初めてで何も分からないという方も安心でしょう。また、「OCN インターネット」では、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」対応ルーター(WX3000HP2)がレンタルできますので、詳細はWi-Fiルーターレンタルサービスのページでご確認ください。

 

まとめ

現在インターネット通信を行うためには、大きく分けてADSL、CATV、モバイル回線、そして光回線の4つの方法があります。(※ADSLは近々終了予定)通信速度や安定性から、モバイル回線と光回線を利用している人がほとんどですが、この二つにはそれぞれメリットとデメリットがあります。自分の状況と、インターネット接続の目的を明確にすることで、自分にぴったりの回線を見つけてみてください。

 

以上、光回線とその他の回線の違いについての解説でした。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。