光回線おすすめランキング!光回線を選ぶ7つのポイントとは
昨今、リモートワークや動画配信サービスの普及により、ますますインターネット回線の需要が高まってきました。インターネットを利用するには、ポケットWi-Fiやホームルーターなどさまざまな方法がありますが、おすすめは光回線です。光回線は、回線工事こそ必要ですが、通信速度や回線の質などは圧倒的に優れています。
しかし、光回線は種類が多く、インターネット回線に詳しくないと、どの回線が良いのか判断が付かないこともあるでしょう。そのため、この記事では光回線の選び方やおすすめの光回線を解説します。これから光回線の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
- 光回線を選ぶ7つのポイント
- 光回線おすすめランキング
目次
【比較】光回線を選ぶ7つのポイント
光回線は何を基準に選べば良いのか分からないという方も多いでしょう。
そんな方のために、光回線の上手な選び方について解説していきます。
光回線の選び方でポイントとなるのは、こちらの7つです。
- 月額料金
- 通信速度
- キャンペーン・割引
- 提供エリア
- 光回線の用途
- 光回線をつかう場所(戸建て・マンション)
- 光回線をつかう人数(一人暮らし・ファミリー)
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ポイント1:月額料金
まずは、月額料金です。
月額料金は毎月支払うものなので、なるべく安い光回線を選びたいですよね。
そこで、各光回線事業者の利用料金を比較してみました。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
OCN 光 | 5,610円 | 3,960円 |
フレッツ光(NTT東日本) | 5,720円+プロバイダ料金 | 3,135円~+プロバイダ料金 |
フレッツ光(NTT西日本) | 5,940円+プロバイダ料金 | 3,520円+プロバイダ料金 |
SoftBank 光 | 5,720円 | 4,180円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 |
※税込価格
※OCN 光は新2年自動更新型割引を適用
※フレッツ光 東日本は「フレッツ光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ/ファミリータイプ」の月額料金
※フレッツ光 西日本は「フレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」の月額料金
※OCN 光は2023年6月30日に新規申し込みが終了致しました。
詳細は各公式サイトにてご確認ください。ただ、既存でご契約されている方は、そのまま使えますので、ご安心ください。
なお、OCNにおきましては、ドコモ光「1ギガ」「10ギガ」対応のプロバイダとして、2023年7月1日より「OCN インターネット」を提供し始めておりますので、ご興味ある方は公式サイトをご確認ください。
関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリット
上の表を見て分かるとおり、
- 戸建てタイプの月額料金相場は5,000円~6,000円前後
- マンションタイプの月額料金相場は4,000円~5,000円前後
になっています。
戸建てタイプでは各社とも大きな違いはありません。マンションタイプでは、フレッツ光が安く思えますが、プロバイダ料金が別にかかります。実質マンションタイプでは、OCN 光が3,000円台と、相場よりも安いのがわかります。また月額料金だけではなく、キャンペーンや割引などを加味した、実質月額料金で判断することも大切です。
ポイント2:通信速度
続いて、重要なポイントとなるのは通信速度です。
通信速度は、「bps(ビーピーエス)」という単位を使います。「bps(ビーピーエス)」は「bit per second(ビット パー セカンド)」の短縮形で、1秒に何ビットのデータを送受信できるかという意味です。デジタル通信の最小単位「ビット」は、通信速度を示す基本単位として用いられることが多いのです。
bpsが大きい程、毎秒あたり送受信できるデータ量が多く、より高速の通信ということになります。
なお単位のサイズは、「bps→kbps→Mbps→Gbps」の順に、1,000倍ずつ大きくなります。インターネットを利用するうえで欠かせない要素なので、必ずチェックするようにしましょう。
各光回線の通信速度を比較してみました。
光回線 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) | Ping値 |
OCN 光 | 281.82Mbps | 216.84Mbps | 19.26ms |
フレッツ光 ネクスト | 266.15Mbps | 219.18Mbps | 20.71ms |
ドコモ光 | 274.56Mbps | 232.4Mbps | 20.05ms |
SoftBank 光 | 323.81Mbps | 250.08Mbps | 16.4ms |
ビッグローブ光 | 264.29Mbps | 219.23Mbps | 20.34ms |
※参照:みんなのネット回線速度
※2023年1月現在
通信速度には、「下り(ダウンロード)」や「上り(アップロード)」などの数値があります。特に注目したいのは「下り(ダウンロード)」の速度です。「下り(ダウンロード)」とは、WEBの閲覧やメール送信、SNS発信、動画視聴などに影響してくる数値です。また、オンラインゲームをする際は、「下り」「上り」だけでなく、「Ping値」にも注目しましょう。Ping値は、データの応答速度を表す数値で、数字が小さくなるほどラグ(遅延)がなく、安定性が高まります。
関連記事:Pingの測定方法!オンラインゲーム/トレードに必要な目安や、速度を上げる方法も解説
ポイント3:キャンペーン・割引
続いて、見ておきたいポイントはキャンペーンや割引です。
光回線サービス提供会社によって、さまざまなキャンペーンが開催されています。
例えば「数カ月間の月額料金が無料になる」「新規回線工事費用が無料になる」など、かなりお得なキャンペーンも多くなっています。
また、スマホキャリア(NTTドコモなど)が提供している光回線では、スマホとのセット割も利用できるのでおすすめです。
- ドコモスマホを使っている方は、ドコモ光とのセット割
などがあります。
参考:ドコモ光セット割
ポイント4:提供エリア
続いて、確認しておきたいのは提供エリアです。
光回線には、「フレッツ光」や「光コラボレーション(以下、光コラボ)」以外にも、電力系などの独自回線があります。
フレッツ光や光コラボは、基本的に日本全国で使用できますが、電力系などの独自回線は提供エリアが限られていることがあります。
例えば、「eo光[イオ]」は関西地方がサービス提供エリアとなります。
また、光コラボと勘違いされやすいのですが、「auひかり」や「NURO 光」も独自回線に該当します。
そのため、「auひかり」や「NURO 光」を契約する際は、事前に自宅が提供エリア内かどうか確認する必要があります。
関連記事:光コラボとは?光回線の選びかたとおすすめポイントを解説!
ポイント5:光回線の用途
光回線を選ぶときは、インターネットを何に・どれだけ使うのか、用途に応じて選びましょう。
用途ごとに必要な、インターネットの通信速度は以下の通り。
用途 |
平均通信速度(下り) | 平均通信速度(上り) |
平均Ping値 |
メール・SNS |
1Mbps |
1Mbps (画像投稿:3Mbps) |
– |
動画視聴(YouTube・Netflixなど) |
5Mbps |
– |
– |
Web会議(Zoom) |
3Mbps |
2.5Mbps |
– |
オンラインゲーム |
30Mbps |
– |
50ms |
※参照:YouTube「システム要件」、Netflix「推奨されるインターネット接続速度」
たとえば、自宅でインターネットを使う機会が、
- メールやSNSのチェック
- スマホでの動画視聴
が主であれば、通信速度が平均的で、月額料金が安い光回線を選ぶのが良いでしょう。
しかし、
- テレビの4K画質の動画をよく見る
- 大人数で行うオンラインゲームをよくする
といった場合は、料月額金よりも、通信速度・通信品質にこだわった光回線を選ぶのがおすすめです。
通信速度・通信品質について、より詳しい記事はこちら
関連記事:「光回線のメリットについて詳しく解説!検討中の方は必見です」
ポイント6:光回線を使う場所
光回線は、
- 戸建て or マンション(アパート)
- 持ち家 or 賃貸
など、使う場所に応じて選ぶのもポイントです。
【戸建てにおすすめの光回線の特徴】
戸建タイプの光回線は、集合住宅タイプに比べて、月額料金が高い傾向にあります。
また、初めて光回線を契約する場合は、回線開通工事が必要な場合がほとんど。
そのため戸建ての場合は
- 戸建タイプの月額料金が安い
- 回線工事などの初期費用が安い
- キャンペーンで、初期費用などが無料になる
といった光回線を探すのがおすすめです。
ただし賃貸の場合、回線工事ができない場合もあります。
必ず不動産会社や大家さんに確認しましょう。
【マンション(アパート)におすすめの光回線の特徴】
マンション(アパート)などの集合住宅タイプは、契約戸数が多いので、月額料金も安いのが特徴です。
マンションに最初から設置されている光回線を利用すれば、回線工事不要で契約できることも。
しかしマンション全体で同じ光回線を使うと、夕方~夜・土日祝日など、インターネットを使う人が多い時間帯に、通信速度が遅くなることがあります。
- 初期費用をおさえたい場合は、マンション設備の光回線を利用する
- 通信速度を安定させたい場合は、自分好みの光回線を新たに契約する
のがおすすめです。
ただしマンションの場合、持ち家でも賃貸でも、新たな回線工事が禁止されている場合もあるので注意が必要です。持ち家の場合は管理規約を、賃貸の場合は不動産会社や大家さんに確認しましょう。
関連記事:光回線の利用には工事が必要!かかる費用や確認するべきこととは
ポイント7:光回線を使う人数(一人暮らし・ファミリー)
光回線は、
- 一人暮らし or ファミリー
など、使う人数に応じて選ぶのもポイントです。
【一人暮らしにおすすめの光回線の特徴】
一人暮らしの場合、平均的な通信速度の光回線であれば、快適なインターネット環境が整うことが多いでしょう。
大人数でのオンラインゲームをする場合などをのぞけば、月額料金の安さを重視して光回線を選ぶのがおすすめです。
さらに月額料金を抑えたい場合は、家族割や、スマホとのセット割がある光回線を選ぶのもポイントです。
一人暮らしでも、実家や親族宅と光回線が同じであれば、家族割が適用されることもあります。
【ファミリーにおすすめの光回線の特徴】
同じ場所・同じ時間で一度に使う人数が多いほど、光回線は混み合い、ラグ(遅延)などが発生しやすくなります。
そのため
- 家族の人数が多い
- 親はメールとSNSチェックぐらいだが、子供は動画視聴やオンラインゲームをよくする
といった場合は、通信速度の安定した光回線を選ぶのがおすすめです。
また光回線の中には、家族割や、スマホとのセット割が利用できるものもあります。
家族の人数が多いほど割引総額も多くなるので、お得なサービスがある光回線を選ぶのがおすすめです。
おすすめの光回線ランキングBEST3
先ほどお伝えした光回線の選び方7項目をもとに、光回線のおすすめランキングを紹介します。
なお、本ランキングは、キャンペーンの多さや通信速度、安定性、価格等の観点から編集部が総合判断をしております。
【第1位】ドコモ光
第1位は、ドコモ光です。
月額料金は、戸建て・マンションタイプともに十分安いことがわかります。
通信速度も、普通の生活をする分には十分と言えるでしょう。
また、ドコモ光はドコモスマホとのセット割が利用できます。
なお、OCNでは2023年7月1日より、ドコモ光「1ギガ」「10ギガ」対応プロバイダとして、「OCN インターネット」が提供開始されました。
「OCN インターネット」では、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」対応ルーター(WX3000HP2)がレンタルできますので、詳細はWi-Fiルーターレンタルサービスのページをご確認ください。
OCNインターネットのメリットとしては、IPoE(IPv4 over IPv6)接続を無料で標準提供しているため、回線も安定し通信速度も速いのが特徴です。
さらに、「OCN開通とことんサポート」では、経験豊富な専門スタッフがご自宅に訪問し、インターネット接続設定など、無料のサポートをご用意しています!(初回のみ無料)
【第2位】OCN 光
第2位は、OCN 光です。
OCN 光は、プロバイダOCNが提供する光コラボ回線で、高品質な回線、通信速度の速さが特徴です。
月額料金や通信速度、キャンペーンの充実さなど、総合的に考えるとOCN 光はおすすめでした。
※OCN 光は2023年6月30日に新規申し込みが終了致しました。
【第3位】SoftBank 光
第3位は、SoftBank 光です。
通信速度はドコモ光と同じくらいで、普通の生活をする分には支障はないでしょう。また、SoftBankスマホとのセット割が利用できます。
まとめ
光回線の選び方でポイントとなるのは、こちらの7つです。
- 月額料金
- 通信速度
- キャンペーン・割引
- 提供エリア
- 光回線の用途
- 光回線を使う場所
- 光回線を使う人数
単純に月額料金が安いだけでなく、キャンペーンや割引を加味した実質月額料金で判断するようにしましょう。また、通信速度は最大通信速度よりも実測値を見るのがポイントです。
SNS・動画・オンラインゲームなど、用途に応じて、十分な通信速度のある光回線を選ぶことが大切です。
さらに戸建てかマンションか、一人暮らしかファミリーかによっても、光回線を選ぶポイントは違ってきます。回線工事の必要性や可否、家族割・スマホセット割の有無などもチェックしましょう。
おすすめランキングも紹介しているので、光回線選びの参考にしてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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