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Wi-Fiルーターの選び方!光回線に最適なおすすめルーターとは

Wi-Fiルーターの選び方!光回線に最適なおすすめルーターとは

自宅でインターネット通信を行うためのWi-Fiルーターにはたくさんの種類があり、選ぶ際に困ってしまうかもしれません。どれも同じなのではと思っても、実は細かい違いがあり使い勝手を大きく左右することもあります。

 

この記事では、光回線と合わせて利用するWi-Fiルーター選びで、何に注目すればいいかを解説します。

【初心者向け】Wi-Fiルーターの選び方

Wi-Fiルーターに詳しくない人の中には、Wi-Fiルーター選びにおいてどんなポイントを押さえればいいかわからない人もいると思います。そんなときは、「自宅の間取り」「通信規格」「アンテナの性能」「同時接続台数」の4つの点をチェックするのがおすすめです。それぞれについて詳しく解説します。

 

自宅の間取りで選ぶ

まず重要なのが、自宅の間取りに合ったWi-Fiルーターを選ぶことです。

 

自宅の中に複数の部屋がある場合、Wi-Fiルーターを設置した場所から離れた部屋には電波が届きづらくなります。Wi-Fiルーターが発する電波が弱いと、インターネットに接続できなかったり、通信が遅くなってしまったりすることがあります。無線LANに使用されている主な周波数帯には5GHzと2.4GHzがあります。

 

5GHzは2.4GHzに比べて通信速度が速く、他の家電製品などとの間で電波干渉を受けにくいため通信が安定するというメリットがあります。反面、デメリットとして、電波が壁やドアの仕切りなどの遮蔽物に弱く、長距離向きではないことが挙げられます。

 

2.4GHzは、遮蔽物に強く電波が広範囲に届くというメリットがありますが、同周波数帯はWi-Fiだけではなく、電子レンジやBluetoothなど他の製品でも利用されている関係で、電波同士の干渉が起きやすく通信が不安定になることがあります。自宅の環境によっては、これら電波特性が通信の品質に影響することを念頭に置いておきましょう。

 

通信規格で選ぶ

Wi-Fiルーターの性能は通信規格によって決まるため、選ぶ際には通信規格も考慮に入れておきましょう。

 

現在、主に利用されている通信規格の対応表は下記の通りです。

通信規格 名称 周波数帯 最大通信速度
IEEE802.11n Wi-Fi 4 2.4GHz/5GHz帯 600Mbps
IEEE802.11ac Wi-Fi 5 5GHz帯 6.9Gbps
IEEE802.11ax Wi-Fi 6 2.4GHz/5GHz帯 9.6Gbps

表の通り、通信規格によって最大通信速度が決まるため、たとえば光回線の最大通信速度が1Gpsだとしても、対応するルーターの通信規格がIEEE802.11n(Wi-Fi 4)の場合、600Mbpsの速度が最大値なので光回線の性能を活かすことができないということになります。

 

では、通信規格は最新のものを選べば良いのかというと、そうとも言い切れません。なぜかというと、Wi-Fiの電波を受信する側のパソコンやスマホなどのデバイスが通信規格に対応していない場合、下位の通信規格が適用されるからです。

 

たとえば、Wi-Fiルーターの通信規格がIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)だとしても、対応するデバイスがWi-Fi 5までしか対応していないのであれば、実際はWi-Fi 6ではなく下位のWi-Fi 5が適用されることになります。このように、通信規格で選ぶ際は利用する回線サービスの通信速度や対応するデバイスの通信規格も考慮して選ぶとよいでしょう。

 

アンテナの性能で選ぶ

Wi-Fiルーターは、搭載されているアンテナの数によっても性能が変わります。

 

市販ルーターのパッケージに「ストリーム」という表記がありますが、これは搭載されているアンテナのことです。ストリーム数=アンテナ数と覚えておくとわかりやすいです。

 

アンテナの数は多いほど通信速度が高くなります。たとえばIEEE802.ac(Wi-Fi 5)対応ルーターの場合、アンテナ数が1本:433Mbps、2本:866Mbps、3本:1,299Mbps、4本:1,733Mbpsとアンテナ数の増加に伴い通信速度も高くなります。

 

ただし、ここで注意しておきたいのはWi-Fiルーターに対応するデバイスに搭載されているアンテナ数です。先の通信規格と同様に、たとえばWi-Fiルーターのアンテナ数が4本でも対応するパソコンやスマホのアンテナ数が2本であれば、通信速度は下位の2本が適用されます。Wi-Fiルーターを選ぶ際にはこのことに気をつけましょう。

 

同時接続台数で選ぶ

Wi-Fiルーターの性能を測る指標として、同時接続台数があります。

 

これは、Wi-Fi接続する各端末を同時に接続しても通信速度が安定する上限数になります。同時接続台数は、インターネットを利用する環境によって変わってくるかと思います。

 

たとえば、1人暮らしであれば、パソコンとスマホ、他にWi-Fi対応のオーディオ機器など接続して同時接続数は3~5程度かと思います。これが家族など同居する人数が増えれば、倍数で増えるかもしれません。同時接続台数は上限ともうしましが、実際、接続台数が80%を超えたあたりから低速化するともいわれているので注意が必要です。Wi-Fiルーターを選ぶ際は、同時接続台数も考慮しておきましょう。

 

あると良い!Wi-Fiルーターの機能

ここまで、初心者の方も考慮しておきたいWi-Fiルーターの選び方を解説してきました。

 

次に、さらに性能を求めたいという方にあると良い、Wi-Fiルーターの機能を紹介していきます。

 

ビームフォーミング機能

ビームフォーミング機能とは、Wi-Fiに接続している端末の場所、距離を検知して最適な電波強度を自動調整して発信する機能です。

 

Wi-Fiルーターは360度全方位に電波が拡散するため、住居の間取りによっては遮蔽物で電波が弱くなってしまうという問題がありましたが、ビームフォーミングでは、特定の機器に集中的に電波を発信するため電波強度が改善されます。

 

メッシュWi-Fi

家の中に電波の届きにくい部分があるなどの問題を解決するために、複数のルーターを利用している場合、メッシュWi-Fiの機能を使うことでスムーズな通信が実現します。

 

2台以上のルーターを家の中に設置している場合、「二重ルーター」状態になってしまい、通信が不安定になるなどの不具合が生じることがあります。ここで、二重ルーターとは同じネットワークの中に2台以上のルーターが接続された状態のこといい、ルーター同士が干渉し合う、電波の送受信経路が増えることで回線速度が遅くなるなどの問題が発生することがあります。

 

これを回避することができるのが、メッシュWi-Fiです。メッシュWi-Fiを使うことで、「二重ルーター」となってお互いの通信を干渉することなく、Wi-Fiが届く電波の範囲を広げてくれます。

 

関連記事:Wi-Fiの弱点を補う存在?メッシュWi-Fiを使うメリットとは

 

MU-MIMO

MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)とは、複数のアンテナでデバイスと相互に電波の送受信を行う機能になります。

 

これに対して、デバイスと1対1の通信を行うことをSU-MIMO(シングルユーザー・マイモ)といい従来の機能にあたります。MU-MIMOでは、複数のデバイスを同時接続しても、平行して電波の送受信を行うことができるため通信速度が安定します。同時接続台数を重視している方は考慮に入れておきたい機能でしょう。

 

関連記事:光回線の最強Wi-Fiルーター5選!高速通信をムダにしない「本物」の機種

 

IPoE対応のプロバイダとWi-Fiルーターがおすすめ

ここまで、Wi-Fiルーター自体が持つ機能に着目して、選択時のポイントをみてきました。最後に、回線事業者が提供するインターネット接続方式に対応しているルーターかもみていきたいと思います。

 

インターネット接続方式には、従来のPPPoE方式と新しいIPoE方式の2種類があります。PPPoEは網終端装置を経由してインターネット接続するため、通信が混み合う19時~23時の夜間帯などは回線速度が低下する影響を受けやすい接続方式になります。対して、IPoEは直接インターネットに接続するため、PPPoEに比べて速度低下の影響を受けづらい快適なインターネットの利用が可能です。

 

そして、このIPoE方式のインターネット接続を利用するためには、サービスを提供する回線事業者を選ぶことと、対応するWi-Fiルーターが必要なってきます。

 

たとえば、NTTドコモが運営する「ドコモ光」のプロバイダ「OCN インターネット」では、このIPoE接続を標準提供しています。OCN インターネットが提供するIPoEは正確にはIPoE(IPv4 over IPv6)で、IPv6のみならず、IPv4へも接続できる優れた通信方式を採用しています。

 

そして、2024年1月時点でIPoE(IPv4 over IPv6)に対応したWi-Fi 6ルーターを特典として提供しています。OCN インターネットでは、1ギガ・10ギガの選べるプランを用意しており、1ギガ契約者には、NEC製 Aterm WX3000HP2を無償でレンタルすることが可能で、10ギガ契約者は、バッファロー製 WXR-6000AX12P/Dを優待価格8,980円(税込)で購入することが可能です。

 

初心者向けということであれば、1ギガ契約者向けのWX3000HP2がおすすめです。同時接続にも強く、スマホやパソコンを複数台同時に接続しても快適なインターネット環境が楽しめるでしょう。

 

初心者でも、用途がオンラインゲームなど大容量の高速通信が必要な環境であれば、10ギガ契約者向けのWXR-6000AX12P/Dがおすすめです。最大通信速度(下り)4,803MbpsとWi-Fi 6対応ルーターの中でもハイスペックモデルになり、10Gbps回線に対応するポートも備えています。通常は3万円程度する高級ルーターですが、優待価格8,980円(税込)で購入できるので非常におトクです

 

OCN インターネットでは、ほかにもキャッシュバック(還元)などの還元特典もありますので、下記の関連記事を参照して検討してみてはいかがでしょうか。

 

関連記事:【キャッシュバック特典付き】「OCN インターネット」の特典とは!?

 

まとめ

Wi-Fiルーターを選択するためにはまず、自分がどのような間取りの家に住み、何人で使用する予定であるかを想定することが大切です。

 

スペックは高ければいいというわけではなく、状況に合っているものを選ぶことで安定した通信環境を作ることができます。Wi-Fiルーターの選び方には複数のチェックポイントがあるので、1つずつチェックして自分に合うものを検討してみてください。

 

以上、Wi-Fiルーターの選び方でした。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。