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安定して高速なWi-Fiランキング!選んで1番後悔しないのはどれ?

安定して高速なWi-Fiランキング!選んで1番後悔しないのはどれ?

「できる限り高速なWi-Fiを使いたい」あなたはこのように考えていないでしょうか?Wi-Fiにも種類がありまずが、通信速度が最も早くなるのは「光回線」で、平均通信速度は下り355.41Mbpsです。(参照:みんなのネット回線速度(みんそく))この記事では、さらに詳しく各Wi-Fiの通信速度をランキングで紹介していきます。

 

安定して高速なWi-Fiランキング!

安定して最も高速なのは光回線。2位以下の順位は下のランキング表の通りです。なお、応答の速さを示す「Packet INternet Groper値(以下、Ping値)」も併せて比較しています。

 

順位 回線名 平均通信速度
(下り)
平均通信速度
(上り)
平均
Ping値
1 光回線 355.41Mbps 278.0Mbps 19.9ms
2 ケーブルテレビ回線
(通称:CATV)
169.06Mbps 24.91Mbps 31.41ms
3 ホームルーター 154.94Mbps 17.63Mbps 54.85ms
4 モバイルWi-Fi
ルーター
34.58Mbps 9.05Mbps 66.43ms
5 ADSL 8.21Mbps 2.73Mbps 54.34ms

※参照:みんなのネット回線速度(みんそく)

※2023年9月時点で集計した全国の平均速度

※IPoE接続、PPPoE接続両方含めての平均速度

 

それでは、それぞれのWi-Fiについて個別に解説していきます。

 

1.光回線

「光回線」は上の表の通り、最も通信速度が速い回線です。光回線は光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線で、「Wi-Fiルーター」の活用によって、有線通信を無線通信として利用できるようにします。平均通信速度は下り・上りともに、2位よりも大幅に高速となっています。

 

そして平均Ping値は30ms以下。Ping値とは、データの応答速度を表した数値です。この数値が小さいほど、快適にインターネットが利用できるとされています。例えば、27.2msであれば「タイムラグは0.0272秒」ということ。そのため、速度の速さだけではなく、光回線は揺らぎが少ない安定した速度(高品質)が出ることも強みです。

 

2.ケーブルテレビ回線

「ケーブルテレビ回線」とは、ケーブルテレビ(CATV)回線網を活用してデータ通信を行い、インターネットを利用できるようにしたもの。「ケーブルインターネット、CATVインターネット」などと呼ばれることもあります。先述の光回線と同様に、有線通信なのでWi-Fiルーターで無線通信に変えてインターネットを利用します。

 

もともとテレビ配信用の回線を活用しているため、受信速度(この場合だと下り速度)と比較して、送信速度(上り速度)はあまり速くない傾向にあります。(参照:e-Words「CATVインターネット」

 

3.ホームルーター

「ホームルーター」は、ケーブルを利用せず電波を受信して利用するインターネットです。コンセントを差すだけでインターネットを利用でき、開通工事も必要ないという点が強みです。ホームルーター本体から発信するWi-Fiの電波によって、自宅内の各端末でインターネットが利用できます。

 

4.モバイルWi-Fiルーター

「モバイルWi-Fiルーター」は、モバイルルーター、ポケットWi-Fiなどとも呼ばれる持ち運び可能なWi-Fiです。コンセント式のホームルーターとは違い、基本的に本体に内蔵したバッテリーで動作します。

 

上の表を見ると、平均通信速度の上り速度はホームルーターと比較して目立った差はありませんが、下り速度においては100Mbps以上の差があります。

 

5.ADSL

「ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)」とは、電話回線を活用したインターネットです。光回線と同様にWi-Fiルーターを使用することで、無線通信でインターネットが利用できます。ADSLは、2001年にNTT東日本・西日本がADSL事業を開始して注目を集めました。

 

しかし、2003年に一般向けの光回線が登場して以降は、通信速度を含めた利便性の強みが次第に目立たなくなっていきました。実際に、上の表にあるように平均通信速度でも光回線と比較して通信速度に大幅な差が付いています。

 

Wi-Fiの実効速度はどれくらいあれば困らない?

Wi-Fiの通信速度は、高速であるに越したことはありません。しかしどれくらいの実効速度(実際に利用する際の通信速度)があれば、困らないと言えるのでしょうか?用途ごとに必要な実効通信速度の目安を下の表にまとめました。

用途 実効通信速度
(下り)の目安
実効通信速度
(上り)の目安
Ping値の目安
メール 1Mbps 1Mbps
動画視聴
(YouTube)
5Mbps
(4K画質:20Mbps)
Web会議
(Zoom)
3Mbps 3Mbps
オンラインゲーム 30Mbps
(大人数対戦など:100Mbps)
50ms
(大人数対戦など:30ms)

※参照:YouTube「システム要件」

※参照:日商エレクトロニクス「Zoom-Support」

 

メールはテキスト中心の送受信になるため、下り・上り速度ともに「1Mbps」出ていれば問題ありません。YouTubeでの動画視聴においては、HD画質で「5Mbps」が推奨されています。なお4K画質の場合は「20Mbps」が推奨の通信速度です。

 

ZoomのWeb会議は、比較的通信速度が必要な「グループでのビデオ通話」で、下り・上り速度ともに「3Mbps」あれば問題ありません。まとめるとオンラインゲーム用途も含め、「実効通信速度の下り100Mbps以上、上り2.5Mbps以上、Ping値30ms以下」を満たすものは、ランキング表にある回線では「光回線のみ」が該当します。

 

関連記事:通信速度の目安は?速さなら光回線一択!用途別に必要スピードを解説

 

完全無制限で使える高速Wi-Fiはどれ?

「完全無制限」で利用できる高速回線は「光回線」です(※一部、制限がある場合があります)。まず、データ容量・通信速度制限などが基本的に無く、完全無制限で利用できるのは「光回線、ケーブルテレビ回線、ADSL」です。

 

そして、この中で最も平均通信速度が速いのは光回線です。ホームルーター、モバイルWi-Fiルーターについては制限がある場合が多く見られます。一例として「WiMAX+5G」は完全無制限と呼ばれる場合もあるのですが、実際には以下のような条件が設定されています。

サービス名 通信速度制限の条件
WiMAX+5G
(ギガ放題プラス モバイルルータープラン)
スタンダードモード:
一定期間内に大量のデータ利用
プラスエリアモード:
データ容量(15GB/月)の超過
WiMAX+5G
(ギガ放題プラス ホームルータープラン)
スタンダードモード:
一定期間内に大量のデータ利用
プラスエリアモード:
データ容量(15GB/月)の超過

※WiMAX+5G:UQコミュニケーションズが提供する無線インターネットサービスで、au 5G回線を併用

 

関連記事:光回線にも通信制限がある?通信速度が遅いときの対処法

 

ドコモ光「1ギガ」「10ギガ」対応プロバイダの「OCN インターネット」

これまで、Wi-Fiの「通信速度」「通信の安定性」という観点でランキングをみてきました。この観点で選ぶのであれば、1番後悔しないのは光回線になります。ただ、光回線サービスを提供している会社は数多くありますので、光回線を利用しようにもどの会社を選べばよいのか迷われる方もいるかと思います。

 

そこで、光回線を選ぶのであればNTTドコモが運営する「ドコモ光」をおすすめします。

 

光回線は通信速度が速く、回線も安定しているとはいえ、利用していく上で回線のトラブルはなにかしら発生するものです。困ったときにしっかりサポートしてくれる回線事業者でないと安心できません。この点、ドコモ光は2021年2月時点で既に利用者が700万回線を突破(NTTドコモ調べ)している大手の回線事業者なのでサポート体制も万全です。

 

そして、光回線を利用してインターネット接続するためにはプロバイダとの契約が必要ですが、こちらも同じNTTドコモが運営する「OCN インターネット」を選ぶとよいでしょう。OCN インターネットでは1ギガ・10ギガのプランから選択できるので用途に応じて選択することができます。また、IPoE(IPv4 over IPv6)方式のインターネット接続を標準提供しているので、通信の混雑が緩和された快適なインターネットの利用が可能です。さらに、光回線は固定回線のため、Wi-Fi接続するためにはWi-Fiルーターが必要になりますが、OCN インターネットではWi-Fi 6対応のルーター(WX3000HP2)が1ギガ利用者に無償でレンタルが可能なのでお得です。

 

サポートについても、インターネットへの接続を初回無料で訪問サポートしてくれるOCN開通とことんサポートというサービスを提供しているので安心です。

 

高速かつ安定したWi-Fi接続でインターネットを楽しみたい方は、ドコモ光のOCN インターネットを検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

この記事で紹介してきた内容を簡潔にまとめると、以下の通りになります。

  • 安定して高速な回線は「光回線」
  • Wi-Fiの実効速度は下り100Mbps、上り2.5Mbpsあれば困りにくい
  • 完全無制限で利用できる高速回線は「光回線」

 

通信速度やデータ容量制限で比較しても、光回線の優位性が目立つ結果となりました。そのため高速で安定したWi-Fiを利用したい人は、光回線を選べば後悔しない可能性が高いと言えるでしょう。この記事が、少しでも参考になれば幸いです。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。