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インターネットが遅い原因を状況別に解説!すぐできる対策もご紹介

インターネットが遅い原因を状況別に解説!すぐできる対策もご紹介

スマートフォンやタブレット、PCを使用する人の多くは、インターネットの回線速度が遅い場合、ストレスを感じます。
以前と比べて急に遅くなった時は、何か原因が潜んでいるかもしれません。

 

本記事では、
・【状況別】インターネットが遅くなった原因
・今の回線のまますぐにできる対策
・乗り換えにおすすめの回線

 

インターネットを快適に利用したいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

インターネットの回線速度について知るべきこと

まずは、インターネットの回線速度について知っておくべきことをご説明します。
インターネットの回線速度は「bps(bit per secondビット パー セカンド)」という単位によって、1秒間で転送できる情報量を表します。
このbpsを使って情報量を表せるのが以下の単位です。

 

  • 「Kbps」…1Kbps=1,000bps
  • 「Mbps」…1Mbps=1,000Kbps=1,000,000bps
  • 「Gbps」…1Gbps=1,000Mbps=1,000,000Kbps=1,000,000,000bps

 

光回線では1,000Mbpsを超える速度が多いので、「Gbps」の単位を用いることが多いです。
Webサイトの閲覧に理想的な回線速度は10Mbps以上、動画の閲覧に理想的な回線速度は25Mbps以上となっています。

 

またインターネットと端末の間には「上り」と「下り」の関係性があります。
「上り」は、データのアップロード、メールの送信、SNS上での投稿・配信等のことです。
データをインターネット上に送る通信の向きを「上り」といいます。
「下り」は、データのダウンロード、アプリのインストール、メールの受信、動画の再生、SNSやサイトの閲覧等のことです。
データをインターネット上から受信する通信の向きを「下り」といいます。
日常的な利用では「下り」が多いので、「下り」の速度変化を感じやすいです。

 

データ 利用例
上り(データ送信) メール送信、SNS等の投稿・配信
下り(データ受信) メール受信、アプリインストール、動画再生、SNS閲覧

インターネット速度が遅い原因を5つの状況別に解説!

続いては、インターネットの回線速度が遅い原因を「状況別」に解説していきます。
インターネットを使用している状況や、回線ごと、タイミング等によって考えられる原因は変わります。
速度制限ではないのに遅いと感じる場合もあると思うので、参考にしてみてください。

状況1.インターネットが今日から急に遅くなった

まずは、インターネットが今日から急に遅いと感じた場合に考えられる原因を見ていきます。

 

■スマートフォンの速度制限がかかっている

各携帯キャリアの契約プランによっては、月間データ容量が一定を超えると通信速度が低速に切り替わることがあります。とくに月末はデータ容量を使い切ってしまいスマートフォンの速度制限がかっているケースもありますので、使用可能容量を確認しておきましょう。

 

■自分が開こうとしているWebサイトやページが混雑している

たとえば、テレビ番組で取り上げられた情報サイトや、一時的なトレンド情報と合致した話題のサイトなどは多数のユーザーからアクセスが集中する可能性があります。Webサイトを閲覧するためには、サーバーに保管されたデータを受信する必要があるのでサーバーへの負荷処理が高くなると、処理が追い付かず通信速度が遅くなることがあります。

 

■プロバイダ(回線をインターネットに繋ぐ接続事業者)が混雑している

プロバイダの利用者が多いと、プロバイダが管理するサーバーにそれだけ多くの負荷がかかるので、管理するサーバーの性能等によっては、通信速度が遅くなります。そして、大抵インターネットの利用者が多くなるのは19時から23時の夜間帯になります。

 

■共有回線でネットワークが混雑している

インターネット回線には、専有型と共有型があります。共有型は1本の回線を複数に分岐させることで、回線利用料を安く抑えて利用できるというメリットがある一方、複数ユーザーが利用することでネットワークが混雑し、通信速度が遅くなることがあります。

 

状況2.戸建てでインターネットが遅い

戸建ての場合、1~2階建て、階数が多くても3階建てでインターネットを利用されている方が多いと思います。
戸建てでインターネットが遅い場合は、ルーターのある位置と端末までの「距離が遠い」という原因が多いです。
1階の床や3階の天井など、ルーターを家の中間に置いてない場合、端末を使用する場所によっては、受信する電波が弱く通信が遅くなってしまいます。

 

状況3.マンションやアパートでインターネットが遅い

マンションやアパートの場合、はじめからインターネットが完備されている物件もあります。
インターネット完備物件は、共有スペースに引き込んだ回線を各部屋に分配しています。
そのため、インターネットを使用している人数が多ければ多いほど、回線の混雑が発生しやすいのです。
インターネット使用者が多い19時から23時の夜間帯や、ある1部屋がデータ量を極端に多く使用していたりすると、速度が遅くなりやすいのが難点です。

 

状況4.インターネットが有線LANで遅い

LANケーブル自体の劣化もありますが、LANケーブルの規格が古いと本来の通信速度を発揮できないことがあります。ケーブルの規格は「CAT5」というようにカテゴリーを数字で表しています。数字が大きくなるほど性能が良いと覚えておけばよいでしょう。

 

状況5.インターネットがWi-Fiで遅い

インターネットがWi-Fiで遅い場合は、下記の原因が考えられます。

 

■ルーターと端末との距離が遠い

ルーターを通して発信されるWi-Fiは電波が届く範囲が決まっており、また無線通信のため電波の拡散がドアや壁などの仕切りによって妨害されると通信の強度が弱まるという特性があります。そのため、ルーターと端末との距離が遠いと、それだけ通信の送受信に影響を与える可能性があるため、通信速度が遅くなることがあります。

 

■回線を利用している端末が多い

Wi-Fiルーターは機種によって、同時接続台数が決まっております。そのため、同時接続台数を超えてWi-Fiを利用する場合、たとえば、ご家族でPC、スマートフォン、他にWi-Fi対応デバイスの同時利用などがあれば、Wi-Fiは不安定になります。
つまり、回線を利用している端末が多いと速度低下の原因となることがあります。

 

■ルーターや端末自体が劣化している

たとえば、光回線を導入していても対応するWi-Fiルーターが古ければ性能を発揮できず十分な通信速度を体感することができないかもしれません。また、そもそも利用する端末自体が古くCPUの性能が低いことでWebブラウザの閲覧に時間がかかってしまっている可能性もあります。

 

インターネットが遅い時にすぐできる3つの対策

まずは、インターネットが遅い時にすぐできる対策を3つご紹介します。
下記に紹介する方法は、インターネットの速度が遅い場合に時間をかけずにできるので、おすすめです。

 

対策1.デバイスの再起動とインターネットの再接続

まずは、使用しているデバイス・端末の再起動やインターネットの再接続です。
回線に異常がなくても、デバイス・端末自体にエラーが起きている場合もあるので、一旦電源を落としてみましょう。

またWi-Fiやモバイル通信を切ってみるのも一つの方法です。
自宅のWi-Fiに接続している場合は、ルーターの電源を落として再起動してからもう一度接続すると、緩和される場合があります。

ルーターの再起動には、他にルーターの機器ついてる再起動ボタンやリセットボタンを使う方法もありますが、リセットボタンの場合、ルーターの設定自体も初期化されてしまうことがありますので、説明書等で確認してからの使用をおすすめします。

 

対策2.ルーターの設置場所を変更

とくに一戸建て住宅の方におすすめできる方法が、ルーターの設置場所を変更することです。
家の中のどこにいても接続しやすいように、家の中心部に置けるとベストです。

また無線LANルーターの周りに物があるだけでも、電波をさえぎる要因となりますので、設置場所の変更やルーター周辺の整理もしてみてください。
広い家の場合、無線LANの中継機を使用するのもおすすめです。
部屋数が多かったり、離れていたりしても、中継機を利用することでインターネットを快適に利用できます。

 

関連記事:Wi-Fiルーターの置き場所は?自宅でのベスポジやNG場所、おしゃれな置き方も!

 

有線LANを使用

パソコンをWi-Fi接続していて速度が遅いと感じる場合は、有線LANを使用することで速度が改善される可能性があります。
一つ前の項でも解説したように、Wi-Fiは障害物や無線LANルーターとの距離によって電波が入りにくくなってしまいます。

 

それでもインターネットが遅い時は光回線への乗り換えがおすすめ!

ADSL(電話回線)、CATV(ケーブルテレビ)、モバイルWi-Fiで「インターネットが遅いまま…」という方は、「光回線」に乗り換えてみてはいかがでしょうか?

光回線は、電磁波の影響を受けない光ファイバーで情報の送受信を行うため、安定した回線を利用できるのが他の回線と違う特長です。
通信速度も約1Gbps(※)と速く、固定の月額料金でデータ利用量の制限がないこともメリットになります。

※対応プランにより多少異なります

 

光回線ならドコモ光「1ギガ」「10ギガ」対応プロバイダ「OCN インターネット」がおすすめ!

光回線の中でも、特におすすめなのがドコモが提供する「ドコモ光」×「OCN インターネット」です。「ドコモ光」の公式プロバイダ「OCN インターネット」には、3つのおすすめポイントがあります!

 

ポイント1.IPoEIPv4 over IPv6)方式を無料で標準提供

IPoE(IPv4 over IPv6)方式によるインターネット接続は、中継器を介さず、直接インターネットに接続することできるため、回線の混雑が発生しにくく、安定した高速通信が使用できる方法です。

 

ポイント2.無料訪問サポートの利用が可能

OCN開通とことんサポート」という無料訪問サポートを利用することができます。
インターネット接続設定や無線LANの設定など、初回のみ無料でサポートを受けることができるので、はじめてで設定の仕方がよく分からないという方におすすめです。

 

ポイント3.高性能Wi-Fi 6対応ルーターがレンタル可能

1ギガ契約者向けには、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」対応ルーター(WX3000HP2)がレンタルできますので、詳細はWi-Fiルーターレンタルサービスのページでご確認ください。

 

まとめ

いかがでしたか?今回はインターネットの速度が遅い場合に考えられる原因や、すぐできる対策をご紹介しました。
「全部試してもだめ…」という方は、回線の乗り換えをするのも一つの方法です。
色々なケースを考えてご紹介しましたので、自分に合った方法でインターネットが遅い状況を解決しましょう!

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。