
「OCN 光」は利用者の多い人気の光回線で、“マンションの月額料金が光回線最安クラス”などのメリットがあります。一方で“旧接続方式のPPPoE接続のままだと、平均より少し遅くなっている”などのデメリットもあります。メリット・デメリットを徹底解説したこの記事を読むことで、あなたにとって「OCN 光」は向いているのか?向いていないのか?ハッキリするはずです。
「OCN 光」とは「NTTレゾナント」が提供する光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)です。光コラボとはNTT東日本・西日本のフレッツ光の回線を借り、独自で提供している光インターネットサービスのこと。NTTグループの会社が運営していることもあって、OCNは「光」契約者数No.1※を誇っていました。一方でサービス面での強みも多く、例えば以下のような3つのメリットが挙げられます。
※日本国内 2007年3月末~2021年9月末実績、出典元:MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査」FTTH契約数・ISPシェア
それぞれ詳しく見ていきましょう。
光回線名 | 月額料金
(マンション) |
月額料金
(戸建て) |
OCN 光 | 3,960円 | 5,610円 |
ドコモ光 | 4,400円 | 5,720円 |
auひかり | 4,730円 | 6,160円 |
ソフトバンク光 | 4,180円 | 5,720円 |
楽天ひかり | 4,180円 | 5,280円 |
ぷらら光 | 3,960円 | 5,280円 |
ビッグローブ光 | 4,378円 | 5,478円 |
So-net光プラス | 4,928円 | 6,138円 |
フレッツ光(NTT東) | 3,795円~ | 5,170円~ |
フレッツ光(NTT西) | 3,575円~ | 4,730円~ |
※価格はすべて税込表示
※通信速度最大1Gbpsの光回線プランで比較
※主流な料金割引サービス(にねん割など)適用後の料金
※フレッツ光はプロバイダ料金が別途加算(1,100円程度の場合が多い)
上の表にある通り、「OCN 光」はマンション月額料金が比較的安く、光コラボの中では最安クラスです。フレッツ光も安いように見えますが、プロバイダ料金(1,100円程度の場合が多い)が別途かかるのでそこまでお得とは言いがたいでしょう。
「OCN 光」を提供するNTTレゾナントは、「OCN モバイル ONE」という格安SIMも提供しています。同時に「OCN光モバイル割」というセット割が用意されているので、現在OCNモバイルONEの人や、加入を検討している人にとっては魅力的です。スマホ1契約あたり220円(税込)割引で、上限は5契約までなので、最大1,100円(税込)割引になる計算。適用可能なスマホプランは1GBの月額770円(税込)からなので、550円(税込)からスマホを利用できることになります。
キャンペーン名 | 春のひかり盛り盛りキャンペーン | 春のひかり盛り盛りキャンペーン |
期間 | ~2023年5月8日 | ~2023年5月8日 |
内容 | 事務手数料・新規回線工事費用・最大6カ月間の月額基本料が無料 | IPoEアドバンスの料金が最大6カ月間無料 |
対象者 | キャンペーン申込期間内に「OCN 光」をお申し込みし、開通期限までに開通された方 | キャンペーン申込期間内に「OCN 光」をお申し込み、さらに新規で「IPoEアドバンス」のお申し込みし、開通期限までに開通された方 |
「OCN 光」は常時キャンペーンが充実しており、例えば2023年2月時点のものだと上の表のようなキャンペーンが開催されています。
「OCN 光」には魅力的なメリットがいくつもありますが、同時にデメリットも存在します。それは「旧接続方式のPPPoE接続のままだと、平均より少し遅くなっている」ということです。それでは、詳しく見ていきましょう。
光回線名 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
OCN 光 | 271.54Mbps | 194.75Mbps |
ドコモ光 | 269.77Mbps | 208.53Mbps |
auひかり | 429.9Mbps | 376.01Mbps |
ソフトバンク光 | 316.31Mbps | 212.66Mbps |
楽天ひかり | 213.44Mbps | 185.91Mbps |
ぷらら光 | 264.91Mbps | 180.93Mbps |
ビッグローブ光 | 254.01Mbps | 206.89Mbps |
So-net光プラス | 300.89Mbps | 226.62Mbps |
フレッツ光(NTT東) | 272.66Mbps | 245.22Mbps |
フレッツ光(NTT西) | 263.10Mbps | 207.34Mbps |
※参考:みんなのネット回線速度(みんそく)
※2022年2月時点の集計での平均速度
※NTT東日本は東京、NTT西日本は大阪で計測した平均速度
今では「OCN 光」は従来のPPPoE接続だけではなく、回線の混雑を避けるIPoE接続を無料で標準提供しており、IPoE接続であれば通信速度は光回線の中でも速いほうで、快適にインターネットを利用できます。
「OCN 光」は、通信の安定性や月額料金の安さなどに加え、初めての方へのサポート体制やキャンペーンなども充実した光回線です。特に2023年5月8日までの申し込みなら、最大6カ月間の月額料金、新規回線工事費用、事務手数料が無料になる「春のひかり盛り盛りキャンペーン」が開催されています。初回無料の訪問サポートも付いているので、光回線の開通が初めてでよく分からないという方も安心です。また、リモートワークや動画視聴などをメインにインターネットを利用する方は、オプションサービス「IPoEアドバンス」がおすすめです。「春のひかり盛り盛りキャンペーン」では、2023年5月8日までなら、「OCN 光」をお申し込みし、さらに新規で「IPoEアドバンス」のお申し込みし、開通期限までに開通された方は、最大6カ月間無料で利用できるため、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。キャンペーン情報の詳細は公式ページにてご確認ください。この記事が少しでも参考になれば幸いです。