光回線の最強Wi-Fiルーター5選!高速通信をムダにしない「本物」の機種

現在、光回線は最も通信速度が速いインターネット回線です。光ファイバーケーブルを利用するため、外部から電磁波の影響を受けづらく通信の安定性においても優れています。
光回線は固定回線のため、直接LANケーブルでデバイスに接続して利用する方法も考えられますが、実用的にはスマホやパソコンなど複数台を同時接続して使うことから「Wi-Fiルーター」を利用することになるでしょう。
具体的に、光回線の性能を活かせるスペックの高い最強のWi-Fiルーターは下記の5つになります。
- TP-Link 「Archer BE7200」
- TP-Link 「Archer BE805」
- TP-Link 「Archer BE700」
- バッファロー 「WXR9300BE6P」
- バッファロー 「WXR-11000XE12」
この記事では、上記5つのWi-Fiルーターが最強である理由やWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントなどをわかりやすく紹介していきます。
また、最強Wi-Fiルーターを特典として提供しているプロバイダも紹介しますので、ぜひ、最後までお読みください。
目次
光回線の最強Wi-Fiルーター5選!本当に優れた機種を紹介
光回線の利用に向いている、最強のWi-Fiルーター5選を以下にご紹介します。
選定にあたっては、光回線 10ギガに対応するルーターを基準としました。
※「通信速度」は6GHz、5GHz、2.4GHzのそれぞれ下り(ダウンロード時)の最大通信速度(理論値)
TP-Link 「Archer BE7200」
- Wi-Fi 7対応
- 通信速度:5GHz 5,764Mbps / 2.4GHz 1,376Mbps
- ストリーム数:4
- アンテナの種類:内蔵型
- 有線LANポート数:4つ(10Gbps×1 / 1Gbps×3)
「Archer BE7200」をはじめに紹介したのは、10ギガに対応するルーターのなかでも、コストパフォーマンスが優れているからです。
Wi-Fi 7にも対応しており、多機能にもかかわらず比較的安価な価格で購入することができます。
ルーターもコンパクトなサイズで縦、横、壁掛けなど自由に置くことができるのもポイントです。コストパフォーマンスを重視して、ハイスペックな性能を求めている方におすすめです。
TP-Link 「Archer BE805(BE19000)」
- Wi-Fi 7対応
- 通信速度:6GHz 11,520Mbps / 5GHz 5,760Mbps / 2.4GHz 1,376Mbps
- ストリーム数:12
- アンテナの種類:内蔵型
- 有線LANポート数:5つ(10Gbps×1 / 1Gbps×4)
「Archer BE805(BE19000)」は、選定したルーターのなかで最大通信速度19Gbpsと、最も高い性能を誇ります。
大容量の高速通信が求められるオンラインゲームなど、ハイスペックな性能を求めている方におすすめです。
TP-Link 「Archer BE700(BE15000)」
- Wi-Fi 7対応
- 通信速度:6GHz 11,528Mbps / 5GHz 2,882Mbps / 2.4GHz 688Mbps
- ストリーム数:8
- アンテナの種類:内蔵型
- 有線LANポート数4つ(10Gbps×1 / 1Gbps×3)
「Archer BE700(BE15000)」も、Archer BE805(BE19000)同様にハイスペックなルーターです。
コストを抑えつつ、トライバンド(6GHz / 5GHz / 2.4GHz)に対応したルーターを求めている方におすすめです。
バッファロー 「WXR9300BE6P)」
- Wi-Fi 7対応
- 通信速度:6GHz 5,764Mbps / 5GHz 2,882Mbps / 2.4GHz 688Mbps
- ストリーム数:6
- アンテナの種類:外部アンテナ
- 有線LANポート数5つ(10Gbps×1 / 1Gbps×4)
「WXR9300BE6P」は、国産メーカーのバッファローが製造するWi-Fi 7対応ルーターです。
3軸回転の外付けアンテナが特徴的で、トライバンドの性能を最大限活かせるように独自のアンテナ設計をしています。外付けアンテナのため、狙ったところに電波を届けることができます。
メッシュWi-Fiの環境を簡単に構築できる機能も備えており、通信速度と安定性のバランスを求めている方におすすめです。
関連記事:Wi-Fiの弱点を補う存在?メッシュWi-Fiを使うメリットとは
バッファロー 「WXR-11000XE12」
- Wi-Fi 6E対応
- 通信速度:6GHz 4,803Mbps / 5GHz 4,803Mbps / 2.4GHz 1,147Mbps
- ストリーム数:12
- アンテナの種類:外部アンテナ
- 有線LANポート数4つ(10Gbps×1 / 1Gbps×3)
「WXR-11000XE12」も、バッファローが製造するWi-Fi 6E対応ルーターです。
WXR9300BE6Pと比べると一世代前のWi-Fi規格ですが、トライバンドにも対応しており、5GHz / 2.4GHzでは通信速度を上回っています。
ストリーム数も12と性能面で遜色はありません。メーカーへのこだわりと、最大通信速度、通信速度の安定性をより重視される方におすすめです。
光回線のWi-Fiルーターとは
光回線のWi-Fiルーターとは、光回線に接続してWi-Fiで電波を飛ばし、パソコンやスマホでインターネットが利用できるようにする機器のことです。
光回線に加入した際は、通常ONU(光回線終端装置)という機器が付いています。ONUはルーターではなく、光ファイバーケーブルを伝わってきた光信号を、デジタル(電気)信号に変換するための機器です。
基本的に1つの有線LANポートしか付いていないため、複数の端末でインターネットに接続したい場合は、別途ルーターを用意する必要があります。いくつかの有線LANポートのみ付いているルーターもありますが、「無線LAN」(Wi-Fiとほぼ同じ意味で使われる)も付いているものをWi-Fiルーターと呼びます。
関連記事:ONUとは?入手方法/設置場所/ランプの意味や、モデムやルーターとの違いも解説!
光回線Wi-Fiルーターの最強の選び方
Wi-Fiルーターを選ぶ際に押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- Wi-Fi 6以上の規格に対応するものを選ぶ
- 接続したい台数で選ぶ
- 家の広さ、間取りで選ぶ
それでは、それぞれを詳しくみていきましょう。
ポイント1:Wi-Fi 6以上の規格に対応するものを選ぶ
「Wi-Fi」は、世代によって通信規格が異なります。
この世代の新旧をわかりやすく表記するために、「Wi-Fi+数字」で表しています。数字が上がるほど新しい世代ということで覚えておけばよいでしょう。
そして、より高速で安定した通信を求めるなら、「Wi-Fi 6」以上のものを選ぶとよいでしょう。2024年時点で最新の規格は「Wi-Fi 7」になります。
Wi-Fi 7は2024年に登場した第7世代のWi-Fi規格です。下の表のように世代によって周波数帯や最大通信速度が異なっています。
名称 | 発表年 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
---|---|---|---|
Wi-Fi 4(IEEE802.11n) | 2009年 | 2.4GHz / 5GHz | 600Mbps |
Wi-Fi 5(IEEE802.11ac) | 2013年 | 5GHz | 6.9Gbps |
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) | 2019年 | 2.4GHz / 5GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax) | 2021年 | 6GHz / 2.4GHz / 5GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi 7(IEEE802.11be) | 2024年 | 6GHz / 2.4GHz / 5GHz | 46Gbps |
※「最大通信速度」は下りの最大通信速度(理論値)
Wi-Fi 5は5GHz帯のみでしたが、Wi-Fi 6では2.4GHz帯と5GHz帯どちらも利用できます。5GHz帯は通信速度が速いとされていますが、壁の仕切りなどの遮蔽物に弱い性質があります。一方、2.4GHz帯は5GHz帯ほど速度が出にくいですが、遮蔽物に比較的強いです。
そのため、2種類の周波数帯を使い分けるWi-Fi 6は、安定通信に役立ちます。Wi-Fi 4も同様に2種類の周波数帯を利用していますが、Wi-Fi 6の方が最大通信速度9.6Gbpsで速いです。なお、これはWi-Fi 6の理論上の最大通信速度であり、国内で市販されているWi-Fi 6のルーターの理論上の最大通信速度は4,800Mbps程度です。(2025年6月時点)
Wi-Fi 6にも、さらに拡張された、Wi-Fi 6Eがあり、この規格の登場によって新たな周波数帯6GHzが追加されました。
6GHzの追加により、利用できる周波数帯が増えたことで、より通信の混雑が緩和された快適なネット環境を実現することが可能となりました。
そして、2024年にはWi-Fi 7が登場し、最大通信速度も9.6GHzから46GHzと大幅に向上しました。
ポイント2:接続したい台数で選ぶ
パソコンやスマホ、ゲーム機など複数の端末でWi-Fi接続したい、単純に家族が多い、という場合はストリーム(アンテナ)数の多いWi-Fiルーターを選びましょう。
ストリーム数が多いというのは、道路でたとえるなら「車線が多い」ということです。車線が多いのでたくさんの車(=端末と送受信する電波)が行き交っていても、渋滞しにくくなります。もちろん、1つか2つしか端末を利用しないという場合はストリーム数にこだわりすぎる必要はないでしょう。
ポイント3:家の広さ、間取りで選ぶ
家の間取りや広さでWi-Fiルーターを選ぶことは重要です。たとえば、家が横に広い、もしくは2階建て以上の戸建住宅で、すべての階層にしっかりWi-Fiを飛ばしたいという場合は、アンテナが「外付け型」のものを選ぶとよいでしょう。
Wi-Fiルーターのアンテナには「内蔵型」と「外付け型」があります。内蔵型は、全方位に均等に電波を飛ばしますが、外付け型はアンテナを調整すれば、より強く電波を飛ばしたい方向を決められます。そのため、階数の多い戸建住宅であれば、垂直方向により強く電波が飛ぶようにアンテナを調整すると、通信速度の低下を防ぎやすくなります。
最強Wi-Fiルーターを特典利用で手に入れる方法
さて、ここまで最強Wi-Fiルーターの紹介をしてきましたが、この最強Wi-Fiルーターを特典でおトクな価格で手に入れる方法を紹介します。
ドコモのプロバイダ「OCN インターネット」では、1ギガ・10ギガのプランを提供しており、10ギガプランを申込みされた方には、先に紹介した最強Wi-Fiルーターの機種から選択可能で、通常価格よりも安い優待価格にて購入できる特典があります。
10Gpsにも対応しているルーターなので「ドコモ光 10ギガ」のプランと相性がよく、光回線の性能を最大限に活かすことができるでしょう。
そして、さらに特典はルーターだけではなく現金還元の特典もありますので、この現金還元をルーターの購入費用に充てれば、実質的には無料で手に入ると考えることもできます。
気になる方は、こちらの特典公式サイトを確認してみてください。
関連記事:OCNとは?OCN インターネットを選択するメリットをご紹介いたします!
まとめ
今回の記事で解説してきた内容をまとめると、以下のとおりです。
- ストリーム数が多いと、各端末との同時接続が快適になりやすい
- Wi-Fi 6以上の通信規格に対応するルーターを選ぶ
- 接続したい台数、家の間取りなどでWi-Fiルーターを選ぶ
光回線の高速通信を活かすなら、今回紹介したストリーム数が多いWi-Fiルーターを検討してみてください。
さらにWi-Fiルーターの選び方のポイントも紹介してきたので、ぜひこれも参考にして、自宅に「最強のWi-Fi環境」を整えてもらえたらと思います。
この記事少しでもお役に立てれば幸いです。
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