
自宅でインターネットを利用したい方で、光回線を検討している方も多いでしょう。
インターネットを利用するには、ポケットWi-Fi・ホームルーター・テザリングなどさまざまな方法がありますが、光回線は何が優れているのか気になりますよね。
そこで、この記事では光回線のメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
どのインターネット回線がおすすめなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
そもそも、光回線についてよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。
光回線とは、光ファイバーケーブルを通してデータを送受信する通信回線です。
その他のインターネット回線に比べて、通信速度の速さなどメリットの多い回線になります。
一般的に、光回線を利用するには「光回線事業者」と「プロバイダ」の2つを契約する必要があります。
しかし、近年では「光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)」と呼ばれる、回線とプロバイダが一体となったサービスが主流になってきました。
光コラボは、契約先も1つで良く、シンプルで分かりやすいのが大きな特徴と言えます。光コラボには「OCN 光」や「ドコモ光」「Softbank 光」などがあります。
他のインターネット回線に比べて、光回線には多くのメリットがあります。ここでは、光回線4つのメリットをお伝えしたいと思います。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
メリットの1つ目は、通信速度の速さです。
まずは、インターネット回線ごとの通信速度を見ていきましょう。
回線 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) | Ping値 |
光回線 | 339.47Mbps | 255.57Mbps | 20.44ms |
ADSL | 8.12Mbps | 2.68Mbps | 54.41ms |
ホームルーター | 144.98Mbps | 16.14Mbps | 56.21ms |
ポケットWi-Fi | 57.0Mbps | 12.41Mbps | 43.96ms |
※参照:みんなのネット回線速度
※2022年12月時点で集計した全国の平均速度
※光回線はPPPoE・IPoE接続をあわせた数値
通信速度は「Mbps」で表され、数字が大きくなるほど通信速度は速くなります。
上の表を見て分かるとおり、ADSL・ホームルーター・ポケットWi-Fiが100Mbps以下に対し、光回線の平均下り速度は300Mbpsを越えています。
また、データの応答速度を表すPing値も、光回線は30ms以下でかなり速いことが分かります(Ping値はタイムラグの大きさなので数値が低い方が快適)。
他のインターネット回線に比べて、光回線は圧倒的な通信速度の速さと言えるでしょう。
メリットの2つ目は、回線が安定していることです。
インターネット回線は、通信速度の速さだけでなく回線の安定性も重要なポイントになります。
基地局からの電波をキャッチして無線でインターネットに接続するポケットWi-Fiやホームルーターは、場所や環境によって回線が不安定になることがあります。
それに対し、光回線は光ファイバーケーブルを自宅まで引き込んでいるため、ノイズの影響を受けにくく、比較的回線が安定しているという特徴があります。
メリットの3つ目は、無制限に利用できることです。
ポケットWi-Fiやホームルーターは、実質無制限であって完全無制限ではありません。
月々のデータ容量に上限はなくても、「3日間10GB超過で通信速度の低下」などの制限が設けられていることがあります。
そのため、実質無制限で利用できますが、完全無制限ではないということです。
動画をよく見る方やリモートワークをする方など、インターネットの利用頻度が高い人には不向きと言えます。
その点、光回線は完全無制限なので、データ容量を気にせず快適にインターネットを利用することができます。
メリットの4つ目は、オプションで光電話を利用できることです。
光電話は、光信号による受信なので、ノイズの影響を受けにくくクリアな品質が特徴です。
また、基本料金もアナログ回線では1,400円~3,000円前後なのに対し、光電話は550円※(税込)と安く、光電話に切り替える方が増えてきています。
基本料金だけでもかなりお得なのが分かりますね。
※基本プランの場合
光回線の使用にはメリットだけではなく、デメリットもあります。
光回線を使用するデメリットは下記の4点です。
それぞれのデメリットを理解して、光回線の使用を検討してみてくださいね。
順番にデメリットの詳細を解説していきます。
光回線は持ち運びができないため、外出先では使用できません。
ほとんど自宅にいない人や、インターネットやアプリなどのデータ通信を外出先で行う場合が多いという人には不向きと言えるでしょう。
光回線は、申し込み後に工事が必要な場合があります。
工事が必要な場合、申し込みから使用開始までの目安として、1カ月~2カ月ほどかかるでしょう。
また工事の際には、申し込み者の立ち合いが必要になるケースもあります。
光回線の使用を考えている人は、申し込みだけでも早めに行うことがおすすめです。
光回線を使用するためには、光ファイバーと呼ばれる線を自宅まで引き込む必要があります。
自宅に引き込んだ光回線とONU(光回終端装置)を接続するために、光コンセントの設置工事も必要です。
また光ファイバーを自宅まで引き込む際には、外壁に穴をあけるケースもあります。
マンションやアパートなどの賃貸に住んでいる場合は、自己判断で光回線の工事を行わず、管理者(管理会社や大家さん)に確認しておきましょう。
ただし賃貸の場合はすでに、光ファイバーや光コンセントを敷設しているケースもあります。
光回線の契約をする前に、自身が住んでいる賃貸物件が、どの種類の光回線工事を済ませているか確認しましょう。
引っ越しや乗り換えなどで光回線を解約する場合、解約金がかかるケースがあります。
短期間での使用を考えているならば、光回線は不向きと言えるでしょう。
キャリアによって解約料金や解約金の発生する条件が異なるので、契約前に確認しておくと安心です。
光回線の使用を考えていても、どこの光回線を選べばよいのか悩んでしまいますよね。
光回線選びに迷っている人へ、メリットの多い光回線を選ぶ3つのポイントを紹介します。
初期費用が無料であると「安くてお得そう」といった気持ちになるでしょう。
しかし長い目で見た場合に、月額料金が高ければ「支払う総額が高くなってしまった」というケースもあります。
月額料金は安い光回線を選びましょう。
大手キャリアの光回線は、契約後のフォローもしっかりしています。
トラブルが起こった際も安心して光回線を利用できるでしょう。
またキャンペーンを実施している光回線もおすすめです。
「工事費が無料」「契約後の数カ月は月額料金無料」といったさまざまなキャンペーンがあります。
キャンペーンを利用して、お得に光回線を使用しましょう。
光回線がお得なことが分かっても、種類が多くて迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、おすすめなのが「OCN 光」です。
「OCN 光」は、月額料金の安さ・回線の質・キャンペーンの豊富さなど、メリットの多いサービスです。
月額料金は、
で、特にマンションタイプが安いのが特徴です。
また、「OCN 光」は、回線の混雑を避けるIPoE(IPv4 over IPv6)接続を無料で標準提供していることもあり、快適にインターネットを利用することができます。
これだけでもかなりおすすめなのですが、極めつけはお得なキャンペーンでしょう。
「OCN 光」では、2023年5月8日までの申し込みで、最大6カ月間の月額料金、新規回線工事費用が無料になる「春のひかり盛り盛りキャンペーン」が実施されています。
初回無料の訪問サポートもあるので、光回線の導入が初めてで何も分からないという方は、「OCN 光」を検討してみてはいかがでしょうか。
光回線には、ADSLやポケットWi-Fi、ホームルーターなどのインターネット回線に比べてさまざまなメリットがあります。
この記事でお伝えした光回線のメリットはこちらです。
「外出先で利用する」などの目的があれば別ですが、単純に快適にインターネットを利用したいなら間違いなく光回線がおすすめでしょう。
中でもおすすめは「OCN 光」です。