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オンラインゲームは光回線一択!回線速度とPing値から最適な回線を解説

オンラインゲームは光回線一択!回線速度Ping値から最適な回線を解説

目次

オンラインゲームは光回線一択!回線速度とPing値から最適な回線を解説

オンラインゲームを快適にプレイできる光回線をお探しであれば、ぜひこの記事を読んでみてください。オンラインゲーム、とくにリアルタイムで対戦するシューティングゲーム(FPSやTPS)になると、回線の速度や安定性が重要です。

 

回線が弱いと快適にプレイできず、場合によっては勝敗も左右されてしまうケースもあります。そこで、この記事では、オンラインゲームに必要な回線の速度や安定性の解説、遅延の原因や改善方法、おすすめの光回線を紹介します。

 

オンラインゲームでは回線速度と安定性が重要

オンラインゲームを快適にプレイするのに重要な要素は「回線の速度」と「通信の安定性」の2つです。回線速度が遅く不安定な通信だとプレイ中に遅延が発生してしまいます。

 

遅延が発生すると、ゲームの表示や動きがカクつく、表示されている敵プレイヤーと実際の位置がずれているなど、いわゆる「ラグ」と呼ばれる現象が起きてしまいます。ラグが生じるとスピードやタイミングがずれ、プレイ中の適切な判断が正しく操作できません。

 

とくにFPSやレース、格闘ゲームといった、プレイヤー同時で競うジャンルにおいて、ラグは致命的です。オンラインゲームをするのであれば、回線速度が、通信の安定性が保たれたインターネット回線を選んでください。

 

関連記事:オンラインゲーム用のネット回線はどれがおすすめ?

 

オンラインゲームの回線速度にまつわる、bps・上り/下り・Ping値とは

オンラインゲームで快適にプレイできるインターネット環境を作るためにも、まずはインターネットの速度に関する用語を知っておくと便利です。

重要なのは、以下の3つです。

 

  • bps
  • 上りと下り
  • Ping値

 

それぞれ順に解説していきます。

 

 bpsとは

bpsは回線速度を示す数値で、1秒間にやり取りするデータ量を意味します。bpsの前に表記されているアルファベットは、数値の大きさです。Kbps、Mbps、Gbpsの順番に桁が大きくなっていき、それぞれ1000倍になっていきます。まとめると1Mbpsは1000Kbps、1Gbpsは1000Mbpsです。

 

上りと下りとは

上りは「アップロード」時の操作で、下りは「ダウンロード」時の操作を意味します。上りは、ご自身の情報やプレイ映像の配信をアップロードする操作に関わってきます。逆に下りは、ほかのプレイヤーやゲーム内情報のダウンロード、ゲームアプリのインストールやアップデートする操作に関わってきます。

 

オンラインゲームでは下り(ダウンロード)の速度が重要になります。たとえば、FPSやTPSといったシューティングゲームは全プレイヤーの情報をダウンロードしているので、ダウンロードの速度が低く、データを読み込み切れないと画面にカクつきが生じます。

 

一方上り(アップロード)は自分が操作した情報であり、小さいデータなので、プレイするだけならアップロード速度よりダウンロード速度のほうが大切です。

 

ただしYouTubeなどでライブ配信をしたい場合は、高いアップロード速度が求められます。低いと配信中に遅延が生じ、ご自身のプレイに支障をきたすケースがあるので注意しておきましょう。

 

 Ping値【オンラインゲームにおいてはとくに重要】

Ping値(レイテンシと表記する場合もある)は通信の遅延を示す数値で、単位はms(1/1000秒)です。Ping値の数値が大きいほど、遅延が大きいことを意味しています。おもにプレイヤー同士で対戦するジャンルのゲームで重要な数値です。

 

たとえばFPSゲームで撃ち合いになった場合、Ping値が高い状態だと、こちらの射撃が明らかに当たっているのに、相手にダメージが入らないといった現象が発生します。これは、画面に映っている敵キャラクターと実際の位置が異なっているからです。Ping値が高ければ、勝敗に悪影響を及ぼします。

 

なお、アメリカやヨーロッパのゲームサーバーはPing値が高いので、よほどの事情がない限りは、日本サーバー(ゲームタイトルによってはアジアサーバーと表記)でプレイするのがおすすめです。

 

関連記事:Pingの測定方法!オンラインゲーム/トレードに必要な目安や、Ping値を改善する方法も解説

 

オンラインゲームで必要となる回線速度の目安

ここでは、オンラインで遅延なくゲームするため必要な回線速度を解説していきます。ダウンロード速度が高く、Ping値が低いほど回線が安定して快適なプレイが可能です。遅延のせいでストレスを溜めないよう、常に意識しておきましょう。

 

ダウンロード速度

ダウンロード速度は、オンラインゲームのジャンルよって必要になる速度が異なります。たとえばウマ娘といった育成ゲームであれば、ダウンロード速度が10Mbpsぐらい出ていれば問題なくプレイ可能です。

 

しかし、前述のとおりリアルタイムで操作してプレイヤー同士で戦うゲームでは、ダウンロードしている情報が多いため、少なくともダウンロード速度が30Mbpsは必要です。ダウンロードの速度が低いと、Ping値が高くなりラグの原因になります。

 

なおダウンロード速度はあくまでも目安です。オンラインゲームで遅延を起こさず快適にプレイできるかどうかは、次に解説しているPing値のほうが重要になります。

 

Ping

Ping値が30ms以下になっていれば、ほとんどのゲームで快適に遊べます。ただしPing値もダウンロード速度と同様、ジャンルによって求められる数値が変わります。対戦ゲームをプレイするのであれば高くても30ms、理想は15ms以下です。

 

Ping値と合わせて、Jitter値もチェックしておきましょう。Jitter値はPing値が変動する幅のことです。Jitter値が高いほどPing値の揺れ幅が大きい、すなわち、安定性が低いことを示しています。

 

関連記事:光回線の通信速度目安は?実測値で分かるおすすめの光回線とは

 

回線速度を計測する方法

回線速度とPing値は、回線速度測定サイトで計測可能です。以下サイトなどで計測できます。いずれのサイトも無料で計測できるので、気軽に試してみてください。

 

 

なおPS4やPS5、ニンテンドースイッチでは、ゲーム機本体でも通信速度を計測できます。また、Ping値はゲーム内で計測したほうが確実です。Ping値が影響するような対戦ゲームの多くは、ゲーム内で測定できるのでそちらを確認してみください。

 

関連記事:インターネットの回線速度は何を見ればいい?見方や速い回線を紹介!

 

光回線がオンラインゲームにおすすめの理由・4つ

オンラインゲームを快適にプレイしたいのであれば、光回線がおすすめです。理由は以下の4つです。

 

  • 最大通信速度が速い
  • Ping値が低く回線が安定している
  • 通信が安定している
  • 通信制限がない

それぞれ順番に解説していきます。

 

最大通信速度が速い

以下は、光回線やホームルーター、モバイルルーターの回線速度を比較して表にまとめたものです。

参照:2024年4月 みんなのネット回線速度

 

回線タイプ 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
光回線 361.94Mbps 293Mbps
ホームルーター 162.43Mbps 19.01Mbps
モバイルルーター 37.73Mbps 9.8Mbps

くらべてみると光回線のダウンロード速度は、ホームルーターの2倍出ていることがわかります。アップロード速度においては10倍以上の速度が出ています。ホームルーターでも5G通信であれば、最大通信速度は20Gbpsまで出ますが、通信の安定性は光ファイバーケーブルで通信する光回線のほうが上です。

 

なお通信速度は、ご自宅のインターネット環境によって左右されます。たとえばゲーム機器がルーターから離れていると、回線速度が低下し、通信の安定性が損なわれるので注意しましょう。

 

Ping値が低く回線が安定している

Ping値も光回線が一番いい数値を出しています。ホームルーター、モバイルルーターのPing値を光回線と比較してみました。

参照:2024年4月 みんなのネット回線速度

 

回線タイプ 平均Ping値
光回線 19.7ms
ホームルーター 53.51ms
モバイルルーター 65.57ms

先ほど「対戦ゲームであれば最低でも30ms、欲を言えば15ms以下が理想」と記載しましたが、こちらにおいては、光回線だけがクリアしています。ラグなく快適にオンラインゲームをプレイしたいのであれば、光回線がおすすめです。

 

通信が安定している

ホームルーターやモバイルルーターとくらべると、光回線がもっとも通信が安定しています。なぜなら光回線は、光ファイバーという素材で作られたケーブルを利用しているからです。従来の回線とは異なり、光ファイバーを使うことで、高い回線速度と安定した通信を実現しています。一方、ホームルーターやモバイルルーターは電波なので、天候や周囲の環境の影響を受けやすい特徴があります。

 

通信制限がない

光回線には通信制限がないので、常に高い回線速度が出ます。一部の光回線では「1日30GB以上使ったら通信速度が低下する」といった、いわゆる通信制限がかかる場合もあります。しかし、一般家庭で1日に30GBもの通信を行うことはまずないので、光回線で通信制限を気にする必要はないでしょう。

 

注意点として、ただ光回線を導入すればいいわけではありません。なぜなら回線の速度や安定性は、使用する機器によっても左右されるからです。たとえばルーターは新しくしておく、接続にはLANケーブルを使用するなど、回線以外にも通信の安定性を左右する要素があります。とくに大会に出場するようなら、ゲーミングルーターを用意して、自宅のインターネット環境を強化しておきましょう。

 

オンラインゲームが遅くなる理由・6つ

ここでは、オンラインゲームの回線が遅くなる、画面がカクつくといったラグが発生する原因を見ていきましょう。

 

  • パソコンのスペック不足
  • ルーターの性能が低い
  • ルーターの設置場所に問題がある(無線の場合)
  • 同時接続台数が多い(無線の場合)
  • サーバーに問題がある
  • 配線方式がLAN配線方式やVDSL方式(マンションの場合)

 

順に原因と対処方法を見ていきます。

 

パソコンのスペック不足

パソコンでプレイしていてラグが起こる理由のひとつに、使っているパソコンがゲームを快適にプレイできるスペックを持っていないケースが考えられます。スペック不足によって処理能力が低くなり、画面がカクつくのです。たとえばグラフィックボード(映像処理)やCPU(計算能力)、メモリ(一時処理能力)などの能力が低い可能性はないか調べてみてください。

 

また、冷却効果が低いCPUクーラーを使っているとパソコンが熱を持ち、パソコンの処理能力が低下します。たいていの場合は、ゲームの公式サイトでパソコンの推奨スペックを発表しているので、それ以上のスペックか確認してみてください。

 

ルーターの性能が低い

古いルーターを使用している場合も、回線速度が遅くなります。これは、規格の古いルーターの場合、性能が低く、最大通信速度が低いから。たとえばWi-Fi 6(最新の通信規格)であれば、最大で9.6Gbpsまで出るのに対し、Wi-Fi 4(2世代前の通信規格)は、最大通信速度が600Mbpsまでしか出ません。古い規格のルーターだと、最大通信速度1Gbpsという光回線の性能を活かせないのです。

 

また、長年使用しているルーターは、経年劣化により処理能力が低下しています。処理能力の低さも、回線の速度が低くなる原因です。ルーターの寿命は3~5年と言われているので、長期間使っているならルーターを買い替えましょう。

 

ルーターの設置場所に問題がある(無線の場合)

ルーターの設置場所によっては、無線でも通信が弱くなります。たとえば、家具の裏にルーターを設置していると、家具が障害物になりWi-Fiが不安定になります。また、水はWi-Fiの電波を吸収する特性があるので、水まわりからは離れた場所に設置しましょう。

 

どうしてもルーターの位置を移動できないなら、Wi-Fiの周波数を変えてみてください。周波数には「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があり、特性が異なります。

 

  • 2.4GHz

電波が届く範囲は広いが、電波は弱い(リモコンや電子レンジなども同じ2.4GHz周波数であるため、電波の影響を受けて弱くなる)

 

  • 5GHz

電波の干渉を受けず強い反面、広がる範囲が狭い(2.4GHzは障害物をかわすように飛ぶのに対して、5GHzは障害物に反射するため、電波が広がりにくい場合もある)

 

周波数帯は簡単に変更できます。通信が遅いようならこちらも試してみてください。

 

同時接続台数が多い(無線の場合) 

自宅で多くの端末をインターネットに接続している場合も、回線が混雑して通信速度が低下します。

 

ルーターの同時接続可能台数は少ない機種でも15台なので、あまり気にする必要はないと思いますが、明らかに家のなかでルーターに接続しているデバイスが多いなら、使っていない機器の接続を切ってみてください。

 

サーバーに問題がある

ごく希ですが、ゲーム側のサーバーが問題を起こしている場合もあります。

 

多くのゲームにはX(旧Twitter)に公式アカウントがあります。急にラグが生じているなら、SNSでアナウンスがあるかチェックしてみましょう。ほかのプレイヤーがSNSで言及していることも多いので、合わせて確認してみてください。人気タイトルであれば、X(旧Twitter)のトレンドに載る場合もあります。

 

もし、SNSでユーザーがゲーム内のラグに言及している投稿が多い、または公式からバグに関する投稿があるならゲームのサーバー側に問題があり、運営側の対応を待つしかありません。またサーバーがメンテナンス中であればプレイできないので、メンテナンスに関する情報がないかも確認してください。

 

配線方式がLAN配線方式やVDSL方式(マンションの場合)

マンションの場合は、同じ光回線でも建物内の配線方式が異なります。方式によっては最大通信速度が遅い、時間帯によっては回線が混みあって通信が不安定になる、といったことが起こりやすいので注意しましょう。こちらは、次の項でくわしく解説します。

 

マンション住まいなら配線方式に要注意!

マンションに住んでいる方は、建物の配線方式に左右される場合があります。ここでは、配線方式による通信速度の差をみていきましょう。

 

マンションには3つの配線方式がある

光回線と一口に言っても、マンションの場合、外から共用の設備に光回線を引き込んで、そこから各戸に分配する方式が異なります。分配する配線には以下の3種類があります。

 

  • 光配線方式:光回線と同じ光ファイバーケーブルを使用
  • LAN配線方式:LANケーブルを使って分配
  • VDSL方式:電話回線を使って分配

 

光配線方式であれば最大で1Gbpsまで出ますが、VDSL方式では100Mbpsまでしか出ません。なおLAN配線方式は配線に使用されているLANケーブルによって最大通信速度が異なり、1Gbpsまで出る場合と100Mbpsまでしか出ない場合とあります。どの配線方式を採用しているかは、管理会社やオーナーに確認してみてください。

 

VDSL方式は速度が出ない

物件がVDSL方式の場合、通信速度はかなり低くなってしまいます。前述のとおり、VDSL方式の最大通信速度は100Mbps(光配線方式の1/10)程度です。光回線の最大ダウンロード速度は約350Mbpsですが、VDSL方式では当然350Mbpsも出ません。また、100Mbpsはあくまでも理論上の最大値ですので、VDSL方式の場合は、通信速度が期待できません。

 

関連記事:光回線にも種類がある!マンションに導入済の「光回線の種類」を確認する方法

 

回線が混みあう可能性がある

マンションの回線は、混みあう可能性もあります。1本の回線をマンションの住人全員とシェアしているため、ネットユーザーが増えるにつれて回線が混雑し、通信が遅くなってしまうのです。

 

総務省の発表によると、平日・休日問わず夜の20~24時はインターネット利用者が増える傾向にあります。そのため夜は、不安定な通信になる可能性が高いので注意しておきましょう。

 

参照:平成23年版 情報通信白書

 

オンラインゲームを快適にプレイするための改善策・8つ

最後に、オンラインゲームを快適にプレイするための改善策を紹介します。方法は以下の8つです。試しやすい順に並べているので、記事を読みながら試してみてください。

 

  • (ルーターの)同時接続台数を減らす
  • ルーターの設置場所を変える
  • 有線LANで接続する
  • 最新のルーターを使って接続する
  • Wi-Fiアクセスポイントを増設する
  • スペックの高いパソコンでプレイする
  • プロバイダを乗り換える
  • ファミリータイプのプランを契約する(マンションの場合)

 

同時接続台数を減らす

同時に多くの機器をルーターに接続しているなら、使っていないデバイスの接続を切ってください。

 

ルーターには同時接続できるデバイス数が設定されています。たとえば15台まで同時接続可能なルーターであれば、15台以上接続していると回線が混雑してしまいます。明らかに使っていないデバイスがあるなら、Wi-Fiの接続を切るまたはオフラインにしておきましょう。また、可能な機器は有線LANで接続するのも有効です。

 

ルーターの設置場所を変える

ルーターの設置場所を変更するのも有効です。先ほど紹介したとおり、Wi-Fiの電波は水に吸収され弱くなってしまいます。このほか、金属製品があると電波を反射させ、正しく飛んでいかないので避けてください。電波の強度を保つためにも、障害物の少ないところにルーターを設置してください。

 

なお、窓際もよくありません。日光によって熱暴走を起こしてしまい、ルーターの処理能力が低下してしまいます。直射日光が当たらないところにルーターを設置しましょう。

 

このほか、無線で接続している場合、ルーターをゲーム機またはパソコンの近くに設置するのも有効です。Wi-Fiの電波は近いほうが強く安定します。とくに5GHzは、遠くに飛びにくい性質があるので近くに置く方法が有効です。また、長いLANケーブルを用意すれば、ONUから離して設置できます。

 

関連記事:Wi-Fiルーターの置き場所は?自宅でのベスポジやNG場所、おしゃれな置き方も!

 

有線LANで接続する

無線で接続している方は、LANケーブルを使って有線接続を試してみてください。無線より有線接続のほうが、通信速度やPing値が安定する傾向にあります。紹介しているとおりWi-Fiの電波は、障害物やほかの電波の干渉を受けて弱くなるのが特徴です。

 

有線接続であればLANケーブルに回線が守られているので、周囲環境の影響を受けにくいので、安定した通信ができます。LANケーブルには薄いタイプがあるので、ドアに隙間があるなら有線接続できないか家のなかを調べてください。

 

LANケーブルには、以下のようなカテゴリーがあります。

 

  • CAT5
  • CAT5e
  • CAT6
  • CAT6A(6e)
  • CAT7
  • CAT7A
  • CAT8

 

上記は、数値が大きいほど最大通信速度が高くなります。LANケーブルを購入する場合、基本的にはCAT6からCAT7を選びましょう。光回線に最適なスペックです。最大通信速度がCAT6なら1Gbps、CAT6AとCAT7は10Gbpsまで出ます。CAT8は最大通信速度が40Gbpsとオーバースペックなので、CAT7までのLANケーブルを購入しましょう。

 

なおCAT5eでも最大1Gbpsまで出ますが、2023年現在ではほとんど販売していません。CAT6とほぼ同じスペックなので、わざわざ探してまで選ぶ必要はないでしょう。

 

2024年4月現在のおすすめLANケーブル

おすすめ1. エレコム LANケーブル/CAT6A対応/EU RoHS指令準拠/爪折れ防止/簡易パッケージ仕様/2m/ブルー LD-GPAT/BU2/RS 

 

おすすめ2. エレコム LANケーブル/CAT6A対応/EU RoHS指令準拠/爪折れ防止/簡易パッケージ仕様/5m/ヨリ線/ホワイト LD-GPAT/WH5/RS 

 

おすすめ3. エレコム LANケーブル/CAT6A対応/EU RoHS指令準拠/爪折れ防止/簡易パッケージ仕様/30m/ヨリ線/ホワイト LD-GPAT/WH30/RS

 

最新のルーターを使って接続する

ルーターが古いなら、買い替えがおすすめです。前述したとおり古いルーターは経年劣化によって、処理能力が低下しています。もし「前は問題なかったのに、最近は遅い」と感じるなら、ルーターが原因の可能性が高いです。ルーターの寿命は3~5年ほどなので、それ以上使っているなら買い替えましょう。

 

ルーターを購入するなら、最新規格のWi-Fi 6に対応しているルーターを選んでください。高い通信速度を保つためにOFDMA機能やMU‐MIMO、ビームフォーミング機能といった機能のあるルーターがおすすめです。どのような機能が搭載されているかは、ルーターのパッケージに記載されていますので、プレイしたいゲームに合ったものを選びましょう。

 

2024年4月現在のおすすめルーター

おすすめ1.バッファロー無線LAN親機 WiFiルーター 11ax/ac/n/a/g/b 2401+800Mbps WiFi6/Ipv6対応 ブラック WSR-3200AX4B/DBK

 

おすすめ2.NECパーソナル Aterm Aterm WX3000HP2 PA-WX3000HP2

 

おすすめ3.アイ・オー・データ機器Wi-Fi 6 対応Wi-Fiルーター WN-DEAX1800GR/E

 

Wi-Fiアクセスポイントを増設する

ルーターの設置場所の変更や有線接続ができない方は、Wi-Fiのアクセスポイントを追加してみてください。「Wi-Fiアクセスポイント」とはLANケーブルを使ってルーターと接続してWi-Fiルーターの範囲を拡大する機器です。アクセスポイントを増設することで、ルーターやデバイスの場所を変えなくても強い電波を利用できます。

 

どうしても有線接続やルーターの移動ができない場合は、アクセスポイントを利用しましょう。アクセスポイントへの接続方法はルーターと同じで、SSIDとパスワードを入力すれば接続できます。

 

スペックの高いパソコンでプレイする

パソコンでプレイしている方は、先ほど紹介したCPUやグラフィックボードなどのスペックを確認してみてください。画面のカクつきの原因が、スペック不足にある場合があります。ゲームの公式が発表している推奨スペックより明らかに低いなら、メモリの増設やハードディスクの容量増設、予算に余裕があるならゲーミングPCへの買い替えを検討してみましょう。

 

ゲーミングPCに搭載されているメモリやグラフィックボード、冷却器といった機器は、一般的なパソコンとくらべてゲームを快適にプレイできるスペックになっています。近くにゲーミングPCを取り扱っているパソコン専門店があれば、一度相談してみましょう。

 

プロバイダを乗り換える

ここまでに紹介した方法を試してみても改善されなかった場合は、プロバイダを乗り換えるのがおすすめです。回線事業者に問題があるかもしれません。「IPv4 PPPoE」で接続する場合、アクセス集中により通信速度が大幅に低下する場合があります。

 

「IPv6 IPoE」通信を利用すれば混雑が起こりにくく、休日や夜間帯といったネットユーザーが多いでも、通信速度の低下をおさえて快適にゲームがプレイ可能です。IPoE通信を無料で提供してくれている回線事業者への乗り換えを検討してみてください。

 

たとえば、NTTドコモが運営する「ドコモ光」のプロバイダ「OCN インターネッ」では、IPoE(Ipv4 over IPv6)接続を標準提供しています。また、1ギガ利用者には上記おすすめ商品で紹介した、Wi-Fi 6対応ルーター(WX3000HP2)を無償でレンタルすることが可能です。

 

そして、さらにオンラインゲームをより快適にプレイしたい方に朗報があります。ドコモ光×OCN インターネット1ギガご契約者には、高品質なネット回線のオプションサービスとして、2024年3月27日より「IPoEアドバンス」の提供を開始しています。

 

光回線の性能を活かし、より安定性の高い通信環境をお求めの方にぜひ、ご覧になっていただきたいサービスです。詳細は以下の関連記事より、ご確認ください。

 

関連記事:【IPoEアドバンス】IPoEアドバンスとはなにもの?最新情報をご紹介!

 

ファミリータイプのプランを契約する(マンションの場合)

マンションに住んでいる方でも、ファミリータイプ(戸建用プラン)で契約できる場合があります。ご自身の部屋まで直接光回線を引き込むので、マンションの回線よりも速い通信に期待ができます。とくにVDSL方式の物件であれば、通信速度の向上に期待できるでしょう。マンションでも管理会社やオーナーの許可が下りれば、ファミリータイプで光回線を契約できます。

 

なお、ファミリータイプを契約するには、光回線を直接引き込む場合は工事が必要になり、必ず許可が必要です。住んでいる物件によっては、許可が下りずファミリータイプでの契約は難しいケースもあるので注意が必要です。

 

まとめ

ダウンロードの速度が100Mbps以上出ていれば、Ping値も安定し、オンラインゲームも快適にプレイできるはずです。ジャンルによっては30Mbpsでも問題なく遊べますが、遅いと感じたり、ラグを感じたりしたら、ルーターの設置場所を変えたり、LANケーブルでの接続を試してみてください。

 

それでも改善されない場合には、回線を乗り換えるのがおすすめです。より快適な環境を整えて、オンラインゲームを楽しみましょう。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。